体の左右の傾きが小さいレベルターン 西郷真央も意識するスイングの基本

パナソニックオープンレディースのロゴ 女子

西郷真央選手のスイング改造の結果が出始めているようです。

西郷選手は昨季、開幕から10戦5勝と圧倒的な強さを見せつけていましたが、次第に調子を落としていきました。結局最後まで強さを取り戻すことなくシーズンが終了。最終戦のツアー選手権リコーカップではトータル35オーバーと、大会ワースト記録となりました(それまでのワーストは23オーバー)。

調子を落とした原因はスイング改造によるもののようです。少しずつ変えているうちはスコアに好影響を与えていたようですが、目指すものに一気に近づこうとしたことで、スイングの安定感を欠くことになり、スコアが悪化しました。

しかし、オフに取り組んだスイング改造に、最近は手ごたえを感じ始め、結果が出てきています。今季の日本ツアーでの成績は、予選落ち、33位タイ、17位タイ、8位タイ、と順位を上げてきています。さらに、4月20日から23日に開催された、海外メジャー、シェブロン選手畑岡奈紗渋野日向子などの日本人出場選手の中で、最上位タイで予選を通過したことからも、状態が上向きであると言えるでしょう。

では、西郷選手のスイング改造とはどのようなものなのか。調べた結果、明らかになったものはありませんでしたが、映像を見て分かるのが、体の傾きの度合いの変化。昨季までよりも、体が左右に傾かなくなりました。昨季までは、長い番手ではインパクトで帽子のツバが目標方向を向いていましたが、今季はあまり向かなくなりました。昨季よりも体がレベルに回るようになったのです。

ゴルフスイングの体の回転は「体幹の回旋」と「体幹の側屈」の融合。西郷選手のスイングは、その2つの動作のバランスが、より整ってきているようです。

西郷選手は、4月28日からのパナソニックオープンレディースにディフェンディングチャンピオンとして出場します。以下の記事は、西郷選手に焦点をあてた内容です。ご一読ください。

【女子ゴルフ】西郷真央の連覇なるか、鍵はパワーヒッターたちとの争い パナソニックオープンレディース(SPREAD)
目次
  • パワーヒッターが優勝の条件
  • 西郷真央は海外メジャー、日本人選手トップタイで予選通過

パナソニックオープンレディースゴルフトーナメントが28日、開幕する。会場は千葉県・浜野ゴルフクラブ(6656ヤード/パー72)。名コース設計家、井上誠一氏設計のゴルフ場だ。

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