毎年ある選手の入れ替わり
毎年シーズン終盤戦になると、賞金女王争いが白熱しますが、シード争いも佳境を迎えます。今年もボーダーライン前後で多くの選手がひしめきあっていたため、多くの選手がどうなるか分からない状況で、シード争いが決着するエリエールレディスを迎えました。
シード獲得者 シード喪失者
最終戦のツアーチャンピオンシップリコーカップは、今季の優勝者や賞金ランキング上位者などが出場するため、多くの選手はエリエールレディスが今季最終戦となります。
初めてシードを獲得した選手は4年連続で増加し14名でした。一方で、河本結選手や新垣比菜選手、松田鈴英選手などがシード喪失。昨季(2019)は、「これからの女子ゴルフ界を担う可能性がある若手」と評されていた選手でもシードを喪失する場合があるのが、ハイレベルな今の女子ゴルフ界です。
また、シード喪失者の中には実績を残してきた選手も多く含まれています。2年連続賞金女王のイ・ボミ選手や、2017年と2018年の賞金ランキング4位のキム・ハヌル選手、2014年と2018年の賞金ランキング5位の成田美寿々選手もシードを喪失しました。




圏外から圏内へ 圏内から圏外へ
昨季2勝をあげ、賞金ランキング11位となった柏原明日架選手は今季調子が上がらずにシード圏外でした。しかし、エリエールレディスで優勝争いに加わり2位タイでフィニッシュし、すべりこみでシードを獲得しました。
一方で、黄金世代の淺井咲希選手はシード圏内から、圏外へはじき出される格好となりました。下記の記事ではシード争いに関して書かれています。ご一読ください。
今年も注目を集めた女子ゴルフの来季シード争い。毎年、多くの選手が初シード入りする一方で、実力者がシード落ちしていましたが、今季もドラマがありました。
【女子ゴルフ】シード争い決着 晩秋の愛媛であった安堵と落胆#ゴルフ #女子ゴルフ #SPAIAhttps://t.co/LoJG30ubgJ
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) December 2, 2021