昨季の年間女王、山下美夢有選手が強さを発揮しています。先週のニチレイレディスを制し、目下7戦連続トップ10入り。今週のアース・モンダミンカップでトップ10に入ると8戦連続となります。
最近の勢い、というよりも進化したプレーを見るに、昨年記録した連続トップ10の自己記録「13戦連続」を更新するだけでなく、ツアー記録の「16戦連続」に並び、さらには新記録を樹立しても不思議ではありません。
山下選手の強さがどこにあるのかというと、安定感抜群のスイングから繰り出される、距離感抜群のショットが挙げられます。
山下選手は身長が150センチと小柄で、飛距離が出る方ではありません。ドライビングディスタンスは今季(6月19日時点)58位です。しかしながら、飛距離というハンデを補って余りあるショットの精度があります。
その精度を獲得した理由の一つが、弾道測定器トラックマンの存在。ルーキーイヤーの2020年夏に、獲得賞金がまだゼロの時に購入したのです。そして、期待通りの効果を得ることができ、飛距離を中心にイメージ通りの球筋を打ち分けられるようになってきました。
以下の記事では、山下美夢有選手とトラックマンについて書かれています。ご一読ください。
- 飛距離58位で平均バーディ数1位
- トラックマンにより磨かれた距離感
- 連続トップ10 昨季の自己記録更新へ
22日から4日間、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブ(6650ヤード、パー72)でアース・モンダミンカップが開催される。賞金総額は3億円。国内ツアー最高額となる優勝賞金5400万円を獲得するのは誰なのだろうか。
【女子ゴルフ】山下美夢有が3ヤード刻みの絶対的な距離感を武器に連勝、8戦連続トップ10へ アース・モンダミンカップ https://t.co/u2PHFeMFTQ
— 【公式】「スポーツの未来を読みとく」メディアSPREAD (@spreadsports_jp) June 21, 2023