グリップの種類は色々あります。ショットでは、オーバーラッピング、インターロッキング、テンフィンガーが一般的なグリップです。パットでは、逆オーバーラッピング、オーバーラッピング、クロスハンドが一般的です。
これらグリップについては、どれが良いかということは述べられません。フィーリングを生かせるグリップは人それぞれだからです。
ショットのグリップについては、‟その時最も強いプロゴルファーのグリップ”が採用される傾向にあります。例えば、昔はショットのグリップはオーバーラッピングが主流でしたが、タイガー・ウッズ選手登場以降以降は、インターロッキングが主流になりました。
パットでは宮里藍選手がクロスハンドグリップを採用していたからか、男子に比べてクロスハンド率が高いようです。
そんな状況ですが、男子ゴルフ界にショットもパットも特徴的なグリップを採用している選手がいます。清水大成選手です。
清水選手はショットとパット両方ともベースボールグリップです。テンフィンガーは左手の親指を右手の平で包み込むようにしますがベースボールは、左手親指が右手の平の中に入りません。左手がグーに近い状態になります。
ベースボールグリップは、ショットでは切り返しでグリップの過度な力みを抑えられる効果に期待ができます。それをパットでも採用することで、ショットの感覚でパットをしやすくなります。以下の記事では清水選手のパットについて触れています。
- 歴代最高の平均パット数
- 強気のパット
- ベースボールグリップ
今季、男子ゴルフツアーで主役級の活躍が期待される選手の一人が26歳の清水大成だ。昨季のトップ10入りは2度の2位を含む9回。賞金ランキングは8位に入った。
歴代最高のパット精度を見せた清水大成、今季も“特徴的なグリップ”でバーディ量産なるか https://t.co/Bxa9RieEOy
— 「スポーツの未来を読みとく」メディアSPREAD (@spreadsports_jp) March 25, 2025