ステディなプレースタイルの選手は生き残れない?女子ゴルフ界でも重視されるショット力

第41回フジサンケイレディスクラシック 女子

飛距離よりも方向が大切、とはいうものの、飛距離が出なければどうにもならない場合があるのもまた事実です。例えば、フェアウェイからで、ピンまで200ヤード地点からユーティリティーで打つよりも、ラフからで、ピンまで150ヤード地点から7番アイアンで打つ方が、グリーンをとらえる確率は上がるでしょう。

女子ゴルフ界でもその風潮が強まってきました。クラブを速く強く振る力を持っていることが、活躍する条件になってきています。これからツアーで活躍するプロを目指すジュニアゴルファーは、ボールを打つ技術を磨くことと合わせて、というかそれ以上に、クラブを振る力を鍛える必要があるでしょう。

4月21日から、川奈ホテルゴルフコース 富士コースで開催されるフジサンケイレディスクラシックのコース設定を見ても、近年、設定距離を伸ばし続けています。飛距離と方向、総合的なショット力が必須なのがわかります。

以下のフジサンケイレディスクラシックの記事では、距離が長くなることで見られる、優勝する選手の傾向について解説しています。「飛距離が重要」といった感じの内容になっていますが、一般ゴルファーは飛距離よりも方向を重視して、ゴルフに取り組んだ方が良いことを付け加えておきます。以下の「飛距離とフェアウェイキープ、どちらが大切か~」の記事を参考にしてください。

ゴルフ場 太平洋クラブ美野里コース ティーイングエリア

飛距離とフェアウェイキープはどちらが大切か‐日本ツアー成績とSG指標より‐

【女子ゴルフ】距離が伸び続けるフジサンケイレディスクラシック、優勝は今年もショットメーカーか…(SPREAD)
目次
  • 毎年距離を伸ばす
  • 過去3大会の勝者は前年度パーオン率トップ2
  • 昨年度のパーオン率トップ2は、山下美夢有稲見萌寧
  • 岩井明愛 双子姉妹そろって初優勝から2週連続優勝なるか

第41回フジサンケイレディスクラシックが21日、静岡県・川奈ホテルゴルフコース開催される。2004年までは男子ツアー「フジサンケイクラシック」の舞台となっていた同GC富士コースに05年、舞台を移して今年で18回目となる(2020年はコロナのため開催中止)。