右肩を下げ過ぎない
ダウンスイングでは体幹の側屈(体幹の右側が収縮、左側が伸展)が必要ですが、体幹が固まり、背骨が右に傾いてしまうと、右肩が下がり過ぎてしまいます。右肩が下がりすぎてしまうと、インパクト前後で手元が浮き、ヘッドが下がり、ダフリやすくなります。それを回避しようとするとトップします。うまくボールをとらえられたとしても、基本的にはプッシュスライスで、それを嫌がると無理にフェースを返してしまい強いフックボール(チーピン)になります。
右肩が下がらなければ、自然にクラブヘッドをリリースしやすくなります。インパクトからフォロースルーで左右の手が入れ替わりやすくなるのです。
桂川有人のスイング
今季の男子ツアーでは、日本大学出身で23歳の桂川有人選手の成長が著しいです。ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!で、ツアー初優勝を挙げ、その他の試合でも、度々優勝争いに加わっています。
桂川選手の好成績はショットの精度が支えています。パーオン率、トータルドライビング、ともに1位です。ドライバーショットでは、飛距離と方向を両立させて、高い確率でパーオンに成功しています。
以下の記事では、桂川選手のスイングを絡めながら、ダウンスイングの右肩の高さについて述べています。ご一読ください。
- インパクトでフェースはターゲット方向
- ダウンスイングで右肩が下がりすぎないようにする
- 日本一のショットメーカー桂川有人
- 右腕の力を使い過ぎないように注意
インパクトでフェースはターゲット方向
狙い通りの方向にボールを飛ばすためには、インパクトでフェースが目標に対してスクエアである必要がある。ドローやフェードなど球を曲げて目標を狙う場合なら、完璧なスクエアが理想にはならないが、基準はスクエアとして問題ないだろう。
ゴルフで狙い通りの方向にボールを飛ばすためのスイングのポイントを、フェースの向きと右肩の動きを関連付けて解説します。
インパクトでフェースの向きが安定するスイングのポイント【ゴルフハウツー】#ゴルフ上達 #SPAIAhttps://t.co/8AneKsCF5e
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) August 1, 2022