2月20日から23日に開催されたWGCメキシコ選手権では優勝争いをしたものの、3年ぶりの優勝とはならず6位となった松山英樹選手。昨季からパッティングスタイルを変更しており、早くその成果が表れることを期待したいところです。
PGAツアーのツイッターで松山選手のパッティングミラーを使った練習風景が投稿されていました。以前からずっとこの練習を大切にしていますね。ボールの位置の確認を怠らないことで自分自身にとってのパッティングの軸を築いているのでしょう。
Line ‘em up.
— PGA TOUR (@PGATOUR) February 22, 2020
Knock ‘em down. pic.twitter.com/1uD11lT6cT
米ツアー参戦以降、ショットの精度が米ツアーであってもトップレベルであることはデータが証明しています。一方、パッティングはショットとは対照的です。
下記、松山選手の米ツアーのSGT2G(ストローク・ゲインド・ティー・トゥー・グリーン)とSGP(ストローク・ゲインド・パッティング)です。
松山英樹 年度別SGT2G(2月23日時点) | ||
年度 | 順位 | 記録 |
2020 | 4位 | 1.928 |
2019 | 3位 | 1.487 |
2018 | 16位 | 1.064 |
2017 | 3位 | 1.613 |
2016 | 6位 | 1.315 |
2015 | 7位 | 1.388 |
2014 | 4位 | 1.545 |
松山英樹 年度別SGP(2月23日時点) | ||
年度 | 順位 | 記録 |
2020 | 179位 | -0.381 |
2019 | 97位 | 0.011 |
2018 | 78位 | 0.132 |
2017 | 167位 | -0.345 |
2016 | 102位 | -0.025 |
2015 | 86位 | 0.076 |
2014 | 156位 | -0.393 |
パッティングが向上すれば、米ツアーで優勝する時が来るはずで、昨季からパッティングスタイルの変更に踏み切りました。以前は広いスタンス幅で重心を下げ、体を固定してクラブの動きを安定させようという意思が感じられる動きでした。変更後は、スタンス幅を狭くし重心を上げ、やらかさを感じる動きになりました。
2月20~23日に開催された米ツアー #WGCメキシコ選手権 で、 #松山英樹 は6位に終わった。3年ぶりの優勝とはならなかったが、次戦以降に期待の持てる内容だった。
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) February 27, 2020
松山英樹のパッティングスタイル変更後の成果は 3年ぶり米ツアーVへSGP改善なるかhttps://t.co/tjnDH3tNuS #SPAIA
松山英樹のパッティングスタイル変更後の成果は 3年ぶり米ツアーVへSGP改善なるか(SPAIA)
昨季も今季もSGPは良くなく、まだ結果として表れていませんが、動きの方向性としては変更後の方が良いようです。変更後の動きを早く体になじませるためにも、こういうパッティングミラーを使った地味な取り組みを引き続き取り入れてもらいたいですね。