「タイトリスト VOKEY SM7 SPIN MILLED(スピン ミルド)ウェッジ」の紹介です。「スピンミルド 」は、過去のモデルも高評価を得てきました。今回のモデルも、期待に応えるウェッジに仕上がったようです。ウェッジといえばタイトリスト、というイメージを持っているゴルファーも多いことでしょう。
ツアーで求められている多彩なショットを可能にするボーケイ・デザイン ウェッジのグラインドバリエーションは、「F GRIND」「M GRIND」「K GRIND」「S GRIND」「D GRIND」「L GRIND」の6パターンが用意されています。
新たに加わったグラインドによって、さらにプレーヤーのアプローチスタイルに適した選択が可能になりました。
筆者が「56°/バウンス角10°/S GRIND/シャフト:ダイナミックゴールドS200」のモデルを試打したので、VOKEY SM7 SPIN MILLED(スピンミルド)ウェッジの説明と合わせてレビューをご覧ください
タイトリスト VOKEY SM7 SPIN MILLD(スピンミルド)ウェッジ
ポイント
ロフト角ごとの距離を最適化
ロフト角は46°~62°まで2°刻みでラインナップされています。
進化したプログレッシブCG(Center of Gravity)デザインの採用しています。これは、ロフト角ごとに重心の高さを変えるもので、ロフト角ごとに最適なスピン量と距離感を実現させやすくなることを狙ってのものです。
最大限のスピン性能
インプルーブドTX4グルーブ
ロフト角別に溝の幅と深さを変える独自のグルーブ設計です。ロフト角54°以下のモデルは、深く幅の狭い溝。ロフト角56°以上のモデルは、理想的なスピンを実現に向けて幅の広い溝を採用しています。
パラレルミーリング
溝と溝の間に精密加工のミーリングを採用しています。すべての溝を1本1本検査し、表面を熱処理することにより、耐久性の向上に加え、優れたスピン性能を実現しました。
プレウォーンリーディングエッジ
ソールのリーディングエッジ側を削ることで、よりバウンスを地面に接地させやすくしています。
ツアーで証明されたグラインド
F GRIND
最大のバウンス角を施すことでバウンス効果を発揮することができます。
あらゆるスイングタイプやライコンディションにおいて、バウンスによるやさしさを感じられるソールグラインドです。
M GRIND
ソールのトゥからトレーディングエッジ、ヒールにかけて大きくグラインドされています。
バウンス効果は増えにくく、フェースの開閉やヘッドのコントロールで球筋を操りたい上級者向けのグラインドです。
K グラインド
ソール幅が広いです。フェースを開かなくてもバウンス効果を発揮できる、易しいグラインドです。58°と60°に設定されています。
S グラインド
ソールのトゥからトレーディングエッジ、ヒールにかけて小さくグラインドされています。フェースを開いても、バウンス効果が増え過ぎず、使い勝手の良いグラインドです。
Dグラインド
Mグラインドと同様にソールのトゥからトレーディングエッジ、ヒールにかけて大きくグラインドされていますが、フェースを開かなくてもバウンス効果を発揮しやすいグラインドです。
L グラインド
プロ、上級者向けのソールグラインドです。Mグラインドと同様に、ソールのトゥからトレーディングエッジ、ヒールにかけて大きくグラインドされ、かつソール幅が狭く、6種類のグラインドの中で最もバウンス効果が少ないモデルです。
大きくフェースを開いたロブショットを打つことが可能です。
仕様
シャフトは「ダイナミックゴールドS200」「N.S PRO 950GH」「N.S PRO MODUS3 120 TOUR」の3種類が標準ラインナップされています。
ヘッド
シャフト:ダイナミックゴールドS200
シャフト:N.S PRO 950GH
シャフト:N.S PRO MODUS3 120 TOUR
タイトリスト VOKEY SM7 SPIN MILLED(スピンミルド)ウェッジ 試打レビュー
今回試打したモデルは「56°/バウンス角10°/S GRIND」で、シャフトはダイナミックゴールドS200です。ボールはタイトリスト「プロV1」です。
これまでのスピンミルド同様、シャープな顔をしています。
インパクト時のボールの吸いつきが心地よいです。スピンがききます。リーディングエッジが出っ刃型なのでボールを拾いやすいです。フェースを開いて構えてもリーディングエッジがあまり浮かないのでロブショットを打ちやすいです。
玄人好みのバックフェースのデザインといい、手にしたくなるかっこいいウェッジです。
タイトリスト SM7 SPIN MILLED(スピンミルド)ウェッジ
参考価格:16,490円(税込)