2019年3月22日発売の「タイトリスト VOKEY FORGED(ボーケイ フォージド)ウェッジ」の紹介です。ウェッジといえばタイトリスト、というイメージを持っているゴルファーも多いことでしょう。
今回のシリーズは「ツアークローム仕上げ」と「ブラックPVD」の2つのパターンが用意されています。また、ソール形状は、「F GRIND」「M GRIND」「K GRIND」「S GRIND」の4パターンが用意されています。
筆者が「ツアークローム仕上げ/56°/バウンス角12°/K GRIND」のモデルを試打したので、VOKEY FORGEDE(ボーケイ フォージド)ウェッジの説明と合わせてレビューをご覧ください
タイトリスト VOKEY FORGED(ボーケイ フォージド)ウェッジ
ポイント
ロフト角ごとの距離を最適化
ロフト角は46°~62°まで2°刻みでラインナップされています。
進化したプログレッシブCGデザインの採用しています。これは、ロフト角ごとに重心の高さを変えるもので、ロフト角ごとに最適なスピン量と距離感を実現させやすくなることを狙ってのものです。
ロフト角46°~52°:低重心
ロフト角54°~56°:中間重心
ロフト角58°~62°:高重心
最大限のスピン性能
インプルーブドTX4グルーブ
ロフト角別に溝の幅と深さを変える独自のグルーブ設計です。
パラレルミーリング
溝と溝の間に精密加工のミーリングを採用しています。
すべての溝を1本1本検査し、表面を熱処理することにより、耐久性の向上に加え、より優れたスピン性能を実現しました。
プレウォーンリーディングエッジ
ソールのリーディングエッジ側を削ることで、よりバウンスを地面に接地させやすくしています。
ヘッドデザイン
トップラインがシャープでグースネックです。
ツアーで証明されたグラインド
F GRIND
最大のバウンス角を施すことでバウンス効果を発揮することができます。バウンスによるやさしさを感じられるソールグラインドです。
M GRIND
ソールのトゥからトレーディングエッジ、ヒールにかけて大きくグラインドされています。バウンス効果は増えにくく、フェースの開閉やヘッドのコントロールで球筋を操りたい上級者向けのグラインドです。
K グラインド
ソール幅が広いです。フェースを開かなくてもバウンス効果を発揮できる、易しいグラインドです。
S グラインド
ソールのトゥからトレーディングエッジ、ヒールにかけて小さくグラインドされています。フェースを開いても、バウンス効果が増え過ぎず、使い勝手の良いグラインドです。
仕様
タイトリスト VOKEY FORGED(ボーケイ フォージド)ウェッジ 試打レビュー
今回試打したモデルは「ツアークローム仕上げ/56°/バウンス角12°/K GRIND」で、シャフトはN・S PRO950です。ボールはタイトリスト「プロV1」です。
シャープな顔をしています。「グースネック」になるようなのですが、一般的な「グース」ではありません。ストレートネックに近いグースネックです。
スピンがききます。フェースを開くことを念頭に置いていないモデルですが、開いても使えます。バックフェースのデザインといい、かっこいいウェッジです。
参考価格:20,780円(税込)