理想的なソールを均一に製造するためにCADデータに基づくCNC旋盤加工を施されて生まれた「テーラーメイド ミルドグラインドウェッジ」を紹介します。
ミルドグラインドウェッジは、すべての輪郭、すべてのエッジ、すべてのグルーブが細かく設計され、厳しい精度で機械加工されています。また、2種類のソール形状により異なったショットタイプに対応し、機能性・使用感に優れたデザインも盛り込まれています。
ポイント
スルーボア形状
シャフトの先端部分がヘッドを貫通するように取り付けられている、スルーボア形状にすることで重心位置を調整、操作性の高さや打感の向上を狙っています。
均一な形状を再現
リーディングエッジ、トレーディングエッジを含めたソールをコンピューター制御で削りだし、均一な形状を再現することに成功しました。
ZTP17グルーブ
新開発「ZTP17グルーブ」を採用しています。これにより、溝の角が鋭くなり、スピンのききが大きくなりやすくなったようです。
2種類のソール形状
STANDARD BOUNCE/STANDARD GRIND
ややダウンブローでヒットし、ターフを取るプレーヤーに合うように設計されているようです。
LOW BOUNCE/C-Grind
レベルブローでヒットし、あまりターフを取らないプレーヤーにおすすめです。
※56°、58°のみ
テーラーメイド ミルドグラインドウェッジ 試打レビュー
「テーラーメイド MILLED GRIND(ミルドグラインド)ウェッジ」を天然芝の上から試打したのでレビューします。使用ボールはタイトリスト「プロV1」です。
見た目が個性的なウェッジです。スルーボア形状と、ソールの”削った感”が目を引きます。構えた時に、上から見るヘッドの顔は、オーソドックスです。ネックからリーディングエッジにかけてのラインがシャープです。
スピンがききます。
もちろんフェースを開いて使うことも可能です。タイガー・ウッズが使用しているモデルです(2019年マスターズ時)。タイガーが使用しているものはタイガー仕様にカスタマイズされているとはいえ、欲しくなりますね。
テーラーメイド ミルド グラインド ウェッジ
参考価格:18,360円(税込)
[/su_column]