進化したフェースミーリングが優れたスピン性能を生み出すなど、スピンにこだわった軟鉄鍛造ウェッジの「XW」。ティアドロップ形状の「01」とグースネックの「02」のうち、「01」を今回は紹介したいと思います。
最近のブリヂストンはボールが話題を集めていますが、ウェッジもチェックしておきたいところです。今回のシリーズもウェッジの王道を行くような仕上がりになっています。
ポイント
バイティングレールミルド
優れたスピン性能獲得を狙い、フェースの溝と溝の間に施したレール上のミルドに凸方向の突起をプラスし、さらなるスピン量を追求しました。


番手別ソール設計
Fソール:フラットソール
「XW-01」では、「48-8」「50-10」で採用しています。フルショットでの抜けの良さ獲得を狙い、バウンス効果が高くしています。
Mソール:マルチソール
「52-8」「54-10」「58-8」「60-10」で採用しています。多彩なショットを駆使できるように、フェースを開きやすくしています。
Aソール:オールラウンドソール
「56-10」「58-12」で採用しています。フェースの開きやすさと、バウンス効果を両立させています。「Fソール」と「Mソール」の融合です。


スペック


ブリヂストン TOUR-B XW-01 ウェッジ 試打レビュー
「ブリヂストン TOUR-B XW-01 ウェッジ」をゴルフコースのアプローチ練習場(天然芝)で試打したのでレビューします。使用ボールはタイトリスト「プロV1」です。




冒頭に述べたように、ウェッジの王道を行っているようなウェッジです。
バックフェースのデザインは、ブリヂストンのツアーステージ時代を知っている者としては、かっこよさは「ツアーステージの方が……」と感じてしまいます。
しかし、構えた感じや打感、スピンの効き具合は「さすが!」です。フェースを開いても使いやすいです。
ブリヂストン TOUR-B XW-01 ウェッジ


参考価格:19,440円(税込)