7月14日にキャロウェイからCBウェッジが発売されています。CBウェッジはJAWSウェッジなどとは違い、やさしさ重視のモデルです。大きめのヘッドとバックフェースのキャビティ構造は、ミスヒットに強く、グリーンまわりのショットに自信を持てないゴルファーの助けになるはずです。
それだけではありません。「トライレベルソール」という、幅が広いソール形状になっており、ダフリに寛容です。
やさしいモデルとは言っても、上級者も満足のテクノロジーも搭載されています。フェースは、JAWSフォージドウェッジや、JAWS RAWウェッジと同じ、37Vグルーヴの溝です。
ロフト角54度~60度までは、フルフェーススコアラインを採用しています。
ヴィジュアル
スペック
試打 測定
キャロウェイ CBウェッジの試打測定を行いました。ロフト角は50度、シャフトはN.S.PRO950GH NEO(S)です。弾道測定器はSKYTRAKで、ボールはタイトリストのProV1です。
キャロウェイ CBウェッジ | |||||
H/S (m/s) |
打ち出し角 (°) |
バックスピン量 (rpm) |
左右ブレ (Y) |
飛距離 (Y) |
|
1 | 27.3 | 30.2 | 8937 | -3.1 | 96.5 |
2 | 29.9 | 29.2 | 8572 | -7.3 | 99.5 |
3 | 27.4 | 29.3 | 8702 | -2.9 | 97.3 |
4 | 26.6 | 27.9 | 9217 | -4.2 | 93.6 |
5 | 26.5 | 28.5 | 9185 | -2.7 | 93.4 |
平均 | 27.5 | 29.0 | 8923 | ー | 96.1 |
レビュー
筆者のこれまでの使用ウェッジの履歴に、今回のようなフェーススコアライン以外の‟ピカピカ”光るところがあるモデルがないため、気になりますが、形状や性能などオーソドックスなつくりのようです。
シャフトラインナップが、初中級者を対象にしていることをうかがわせるだけでなく、天然芝でダフった場合に効果を発揮しそうなソール形状をしています。
単にやさしいだけでなく、ロフト角が50度にしてはバックスピン量が十分にあるなど、ウェッジの性能として本格派の匂いも放っています。
キャロウェイ CBウェッジ
参考価格:22,000円(税込)