やさしいウェッジ キャロウェイ CBウェッジ 2023 試打評価レビュー

キャロウェイ CB ウェッジ クロム 2023 バックフェース クラブ

7月14日にキャロウェイからCBウェッジが発売されています。CBウェッジはJAWSウェッジなどとは違い、やさしさ重視のモデルです。大きめのヘッドとバックフェースのキャビティ構造は、ミスヒットに強く、グリーンまわりのショットに自信を持てないゴルファーの助けになるはずです。

それだけではありません。「トライレベルソール」という、幅が広いソール形状になっており、ダフリに寛容です。

やさしいモデルとは言っても、上級者も満足のテクノロジーも搭載されています。フェースは、JAWSフォージドウェッジや、JAWS RAWウェッジと同じ、37Vグルーヴの溝です。

ロフト角54度~60度までは、フルフェーススコアラインを採用しています。

ヴィジュアル

キャロウェイ CB ウェッジ クロム 2023 フェース
CBウェッジ(50度) カオ
CBウェッジ ネック

スペック

キャロウェイ CB ウェッジ クロム 2023 スペック
キャロウェイ CBウェッジ2023 スペック

試打 測定

キャロウェイ CBウェッジの試打測定を行いました。ロフト角は50度、シャフトはN.S.PRO950GH NEO(S)です。弾道測定器はSKYTRAKで、ボールはタイトリストのProV1です。

キャロウェイ CB ウェッジ クロム 2023 弾道測定器
SKYTRAKとProV1
キャロウェイ CB ウェッジ クロム 2023 シャフト
N.S.PRO 950GH NEO
キャロウェイ CBウェッジ
  H/S
(m/s)
打ち出し角
(°)
バックスピン量
(rpm)
左右ブレ
(Y)
飛距離
(Y)
1 27.3 30.2 8937 -3.1 96.5
2 29.9 29.2 8572 -7.3 99.5
3 27.4 29.3 8702 -2.9 97.3
4 26.6 27.9 9217 -4.2 93.6
5 26.5 28.5 9185 -2.7 93.4
平均 27.5 29.0 8923 96.1

レビュー

筆者のこれまでの使用ウェッジの履歴に、今回のようなフェーススコアライン以外の‟ピカピカ”光るところがあるモデルがないため、気になりますが、形状や性能などオーソドックスなつくりのようです。

シャフトラインナップが、初中級者を対象にしていることをうかがわせるだけでなく、天然芝でダフった場合に効果を発揮しそうなソール形状をしています。

単にやさしいだけでなく、ロフト角が50度にしてはバックスピン量が十分にあるなど、ウェッジの性能として本格派の匂いも放っています。

キャロウェイ CBウェッジ
キャロウェイ CBウェッジ クロム 2023

参考価格:22,000円(税込)