2019年9月に、ヨネックスからヨネックスフィッティングスタジオ限定モデルのヘッドパーツ「EZONE FS ドライバー」が発売されました。
このドライバーの最大の特徴は、新次元カーボン「Namd」を複合したカーボンクラウン+パワーグルーブ(溝)構造にしているところです。
ヨネックス EZONE FS ドライバー
ヘッド形状は、プロ上級者向けの、EZONE GT シリーズのディープフェースと、アベレージゴルファー向けのRoyal EZONE シリーズのシャローバックを併せ持っています。
スペック
ヨネックス EZONE FS ドライバー 試打レビュー
「レクシス カイザ H シャフトの7Sシャフト」「レクシス キセラ シャフト 2F3(45インチ)」「レクシス キセラ シャフト 2F3(47インチ)」の3種類、試打しました。ヘッドのロフト角は10.5度です。
使用した測定器はSKYTYRAK(スカイトラック)で、ボールはブリヂストンのレンジボールです。
レクシス カイザ H シャフトの7Sシャフト
シャフト重量が75グラムでトルクが2.9。ハードヒッター向けのシャフトです。
レクシス キセラ 2F3 シャフト
シャフト重量が28.5グラムというところに興味を持ち試打しました。なんとトルクが10.5!ワッグルすると、ゴムホースかと思うぐらいフニャフニャです。
45インチ
47インチ
ヨネックス EZONE FS ドライバー 試打レビュー
ヘッド形状は、「ディープフェースとシャローバックを併せ持つ」とうたっているだけあり、シャープでもなくボテッとしているわけでもなく、といった印象です。このヘッド形状は、ヨネックスフィッティングスタジオ限定で販売されているクラブということで、シャフトの選択次第であらゆる層のゴルファーに対応しようとしていることの表われでしょう。
今回試打したシャフトはややハードヒッター向けと、その真逆のという両極端な特性を持ったものになりました。
レクシス キセラのシャフトの軽さや柔らかさは意外に気になりませんでしたが、47インチとなると、一定のタイミングを取ることができないと曲がりが大きくなるようです。
ただ、45インチより47インチのヘッドスピードの方が速くなります。タイミングが取れると飛距離アップが期待できます。
ヨネックス EZONE FS ドライバーが気になる方は、ヨネックスフィッティングスタジオに行ってみてはいかがでしょうか。