弾道測定器 SKYTRAK(スカイトラック)がシェアを広げてきています。インドアゴルフスタジオを中心に、アウトドア練習場でもレッスンやクラブフィッティングに活用されるようになってきました。自宅の一室にSKYTRAKを設置して、「自宅練習場」を作る、富裕層ゴルファーも増えてきました。
一昔前までは、インドアゴルフスタジオではスイング映像は撮影できても弾道を見ることはできませんでした。インドアで使うことができる「TRACKMAN(トラックマン)」などの弾道測定器があるにはあったのですが、とても高価なものだったため簡単に購入することが難しかったのです。
SKYTRAKの登場は、インドアゴルフスタジオに喜ばれました。TRACKMANに比べるとかなり安価で使い勝手も良く、測定されるデータもある程度正確さが実証されていたからです。
現状「各打席に弾道測定器を設置」していることを謳っているインドアゴルフスクールで多く使われているのは、このSKYTRAKです。各打席にTRACKMANは難しくても、SKYTRAKならば可能なんですね。
- Sky Trak モバイル(Sky Trak 本体、モバイル版アプリ):265,000円(税別)
- Sky Trak PC(Sky Trak 本体、PCセット、27インチモニター、PC版アプリ):550,000円(税別)
名称に「TRAK」とついているところや、ロゴマークを見ると「TRACKMAN(トラックマン)」を意識していることがうかがえます。
公式ホームページでは、そのトラックマンでの測定データと比較して、差があまりないことをアピールしています。この検証データを見ると、SKYTRAKはとてもコストパフォーマンスが良いと言えます。
逆に、SKYTRAKとTRACKMANに差が無いとなると、TRACKMANの立場が無くなります。とはいえ、TRACKMANにはTRACKMANでしか測定できないデータ項目が多くあり、多機能です。また、内蔵カメラでターゲットを設定するので設定がしやすくずれにくい、という長所があります。(SKYTRAKはアナログで本体の向きを調整する必要があります。本体の向きや足場がずれたりするとデータもずれたものになります。)
SKYTRAKの精度とコストパフォーマンスは認められています。日本プロゴルフ協会推薦品となっていることも頷けます。
もう少し価格が下がれば、My SKYTRAKを持つゴルファーが増えて練習場でデータ測定するシーンがより日常的になるかもしれませんね。