皆さんは4スタンス理論をご存じでしょうか。IOC(日本オリンピック委員会)の強化スタッフや、JGTO(日本ゴルフツアー機構)のアドバイザーを務めている、施術家の廣戸聡一氏が考案した理論です。
人間の重心位置や理想的な動作は4種類に分類され、それを整理したものが4スタンス理論。プロ野球、千葉ロッテマリーンズのアドバイザーも務める廣戸氏は先日の新人合同自主トレのセミナーで講師として新人たちに4スタンス理論について指導しました。
佐々木朗希は大谷と同じ「B2」 4スタンス理論学ぶ(日刊スポーツ)
4スタンス理論は面白い理論です。ただ、4スタンス理論に触れたことがある人も、浅い認識で止まっています。廣戸氏が本来伝えたいことは、全員に共通する理想的な動作をした時、無意識に顕れるのが4スタンスのタイプです。しかし、4スタンスを知っている人でも、タイプが先に立ち、そのタイプの動作を意識して実践しようとしている人がまだまだ多いですね。
4スタンス理論のことを知っている人はテレビなどで足裏全体を4分割した絵を見たことがあるでしょう。あの絵の意味をそのまま読み取ろうとすると「自分のタイプは重心をつま先の内側にかけると良い」などとなりますが、そんな安易な解釈をしてはいけません。わかりやすく足裏全体の絵にしていますが、正しくは土踏まずの4分割です。
重心が土踏まず内のどこにあるか、という部分が派生して軸の作り方など様々な体の使い方に人それぞれ違いが生じることを整理しているのが4スタンス理論なのです。また、タイプチェックには正しいチェック方法が求められます。間違った方法でタイプチェックをしても、正確なタイプは顕れません。
下記記事で4スタンス理論とゴルフについてまとめられています。
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