ブリヂストンのBシリーズのアイアンは上級者向けのモデルが多いイメージですが、今回紹介するのは、アベレージ向けの飛び系B、213HFアイアンです。
飛び系ですがヘッドは軟鉄。ストロングロフトであることはもちろんですが、良い意味でブリヂストンらしくないテクノロジーが搭載されており、興味深い仕上がりとなっています。
ツアーBアイアン
ヴィジュアル
テクノロジー
ニューサスペンションコア
より良い打感のために、内部に搭載したポリマーが余計な衝撃を吸収するテクノロジーが搭載されています。
ディンプルフェース
ブリヂストン製のアイアンの中で最薄の肉厚です。
スペック
試打 測定
213HFアイアンで測定をしました。番手は7番。シャフトはN.S.PRO 850GH neoです。弾道測定器はスカイトラックで、使用球はタイトリストのProV1です。
213HFアイアン 測定データ | |||||
H/S (m/s) |
打ち出し角 (°) |
スピン量 (rpm) |
左右ブレ (Y) |
飛距離 (Y) |
|
1 | 37.1 | 18.9 | 4207 | -10.0 | 164.2 |
2 | 36.2 | 18.3 | 3697 | -13.9 | 162.5 |
3 | 36.3 | 18.1 | 4642 | -5.6 | 157.8 |
4 | 36.1 | 19.5 | 4094 | -10.8 | 159.0 |
5 | 36.8 | 18.9 | 4578 | -8.3 | 160.5 |
平均 | 36.5 | 18.7 | 4244 | – | 160.8 |
※左右ブレの平均は算出していません。例えば、左に5ヤードと右に5ヤードの平均が0(まっすぐ)となるからです。
レビュー
オーソドックスな飛び系アイアン、といった感じのクラブです。グースが強めでスウィートスポットが広めのストロングロフト。しかし、軟鉄のヘッドということもあり打感は柔らかめ。他の飛び系アイアンと比べてやわらかい方なのではないでしょうか。
ストロングロフトですが、打ち出し角を見る限り、球が上がりにくいということはありません。ただ、飛び系らしくスピン量は少なめですね。
楽に飛ばしたいけど、かたい打感は苦手で、やわらかい打感が好みのゴルファーにおすすめのクラブです。
ツアーB 213HFアイアン
参考価格:99,000円(税込)