9月9日に発売開始されたブリヂストンの22シリーズアイアンの中から、軟鉄鍛造キャビティの221CBアイアンを紹介します。ブリヂストンのBシリーズといえば「THE上級者好みのシャープなデザイン」の印象が強いですが、今回もBシリーズファンの期待に応える仕上がりになっています。
テクノロジー
フェース厚をトップブレードに向けて厚くして、高重心にしました。これにより、高いスピン性能を発揮します。また、リーディングエッジもトレーディングエッジもカットして、インパクト時の抜けを良くしています。
ロングアイアンはデュアルポケットキャビティを搭載し、球の上がりやすさを追求しています。
スペック
ヴィジュアル
221CBアイアン 試打、測定
221CBアイアン(7番)を試打して弾道を測定しました。シャフトはモーダスツアー105(S)。使用した測定器はスカイトラックで、使用球はタイトリストのProV1です。
ブリヂストン 221CBアイアン(#7) 測定データ | |||||
H/S(m/s) | 打ち出し角(°) | スピン量(rpm) | 左右ブレ(Y) | 飛距離(Y) | |
1 | 36.4 | 20.2 | 6405 | -0.6 | 152.9 |
2 | 36.1 | 19.7 | 6523 | 0.4 | 150.9 |
3 | 38.3 | 19.1 | 6121 | -2.8 | 149.1 |
4 | 38.0 | 19.5 | 6953 | 6.2 | 145.4 |
5 | 36.8 | 20.9 | 6697 | -0.2 | 153.9 |
平均 | 37.1 | 19.9 | 6540 | ー | 150.4 |
※左右ブレの平均は算出していません。5ヤード右(+5)と5ヤード左(-5)の平均がまっすぐ(0)となってしまうので。
221CBアイアン レビュー
ロフト角は7番アイアンで32度なので標準です。よって、打ち出し角も標準で飛び系のように飛距離が特別出るわけではありません。ですが、バックスピン量が平均で約6500rpmで、グリーン上でボールを止めやすいクラブであることが分かりました。
軟鉄鍛造ならではの打感が心地よく、オーソドックスなアイアンを使っていて買い替えを検討しているゴルファーも、流行りの易しめのアイアンを使っていて本格派のアイアンを使ってみたいと思っているゴルファーも、満足いく仕上がりになっています。
ブリヂストン 221CBアイアン
参考価格:105,600円(税込)