2月8日から開催されたコマーシャルバンク・カタールマスターズで星野陸也選手が欧州ツアー初優勝をあげました。昨季の久常涼選手の同ツアー初優勝をに続き、2年連続で日本人選手の快挙です。
これまで多くの日本人が欧州ツアーに挑戦してきましたが、壁に跳ね返されてきました。米ツアーよりもレベルは下がると言われていますが、基本的には日本のトップ選手でも苦戦するフィールドです。
欧州ツアーで誇るべき実績をあげた久常選手や星野選手、さらには米ツアーを主戦場(今季はコーンフェリーツアーが主戦場)としている小平智選手のこれまでの歩みを振り返ってみると、共通点があることがわかります。
それは、大学4年間でじっくり鍛錬する、という道を選ばなかったことです。星野選手と小平選手は大学中退、久常選手は高卒です。
さらに、今季、欧州ツアーを主戦場にする中島啓太選手、金谷拓実選手、米ツアーを主戦場にしている松山英樹選手は大学時代にアマチュア優勝し、プロに転向しています。
海外での活躍を目指す場合、‟大学卒業後プロ”では遅いという時代になってきているのかもしれません。
以下の記事では、星野選手、久常選手、小平選手、中島選手、金谷選手、松山選手のこれまでの歩みを振り返っています。ご一読ください。
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星野陸也と小平智は大学中退、久常涼は高卒
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松山英樹、金谷拓実、中島啓太は大学生の間にプロ転向
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若年齢化加速か
2月8日から開催されたコマーシャルバンク・カタールマスターズで星野陸也が欧州ツアー初優勝を飾った。
星野は欧州ツアー2年目。ルーキーイヤーの昨季は年間ポイントランキングが81位だった。今季は10位以内に入り、来季の米ツアー出場権を獲得することが目標。それに向けて大きく前進する優勝となった。
‟大学卒業後プロ”では遅い?米欧ツアーが主戦場の日本人選手に見る海外で活躍するための歩みの進め方 https://t.co/bdQ2VXUdep
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