来月は、いよいよマスターズが開幕します。日本人の期待はなんといっても松山英樹選手。その松山選手のこれまでの歴史を振り返りたいと思います。
日本だけでなくアメリカでも結果を残し、世界の舞台でトッププレーヤーの仲間入りを果たした松山英樹プロ。USPGAで勝利数を伸ばし、4大メジャーの内の1つである、2017年の全米オープンでは最終日猛チャージを見せ2位フィニッシュとなり、昨年は一時は世界ランク2位となりました。同年の、これもまた4大メジャーの内の1つである全米プロゴルフ選手権では、優勝とはならなかったものの、最終日、一時首位に立ちました。試合後のインタビューで、こらえきれず涙を流したシーンを覚えているゴルフファンも多いと思います。
松山選手は確実に日本人初の4大メジャー優勝が近づいてきています。
生年月日:1992年2月25日
血液型:B型
出身地:愛媛県松山市
出身校:東北福祉大学(卒業)
出身中学:明徳義塾(2年~)
出身高校:明徳義塾
ゴルフ歴:4歳~
プロ転向:2013年
2008年:四国アマチュアゴルフ選手権 優勝
2008年:四国ジュニアゴルフ選手権 15歳~17歳の部 優勝
2008年:全国高等学校ゴルフ選手権 優勝
2009年:アジアジュニアゴルフチーム選手権 優勝(個人)
2009年:日本ジュニアゴルフ選手権 15歳~17歳の部 優勝
2010年:アジアアマチュア選手権 優勝
2011年:マスターズトーナメント ローアマチュア
2011年:三井住友VISA太平洋マスターズ 優勝
2011年:ユニバーシアード競技大会 優勝
2011年:日本学生ゴルフ選手権競技 優勝
2011年:アジアアマチュア選手権 優勝
2012年:マスターズトーナメント 出場
2012年:日本学生ゴルフ選手権競技 優勝
一躍注目を浴び始めたのが、2010年のアジアアマに優勝し、2011年にマスターズ出場、さらにそこでローアマチュアを獲得した時です。翌年も同じルートでマスターズに出場し、3日目終了時までは、2年連続ローアマチュア獲得がほぼ手中に収めていたのですが、最終日に崩れ、ローアマチュア獲得はなりませんでした。
大学4年時の4月にプロ転向しました。そして、ルーキーイヤーに日本のツアーで期待通りの活躍を見せます。『つるやオープン』『ダイヤモンドカップ』『フジサンケイクラシック』『カシオワールド』で優勝、計4勝を挙げ、ルーキー年間最多優勝記録に並びました。又、獲得賞金も2億円を突破しました。これは史上3人目の快挙で、16試合での突破は史上最速です。
2014年から、舞台をアメリカに移します。そして、メモリアルトーナメントでプレーオフを制しUSPGAツアー初優勝を挙げ、2014~2015シーズンの賞金ランキングは15位となりました。
以後、安定した成績を挙げ、2017年2月のフェニックスオープンでUSPGAツアー4勝目を挙げるなど『世界のトッププロ』としの地位を確かなものにしました。2016年は日本に凱旋し出場した2試合『日本オープン』『三井住友VISA太平洋マスターズ』で両方とも優勝し、日本に『世界のHIDEKI MATSUYAMA』のすごさを見せつけました。
以後、4大メジャーでの活躍などは、冒頭で述べた通りです。
現在松山選手の世界ランキングは6位(2018年3月29日時点)です。力をつけ、実績を積み重ねてきた今、もはやいつ4大メジャーに勝ってもおかしくないでしょう。
今年も松山選手に熱くさせられそうです。