中島啓太、国内メジャー日本ゴルフツアー選手権でプロ初優勝を狙う

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2021年のパナソニックオープンでアマチュア優勝を達成した、中島啓太選手。昨年9月にプロ転向後、早い段階でのプロ初優勝を期待されていましたが、まだそれは達成されていません。蝉川泰果選手や平田憲聖選手といった、同学年の選手がプロ初優勝を果たしていく中で、本人が最もはがゆい思いをしていることでしょう。

ただアマチュア時代、長く世界アマチュアランキング1位に君臨していただけの実力は見せています。昨季はプロ転向後、7戦して予選落ちが1回。賞金ランキングが59位。規定の出場試合数に達しなかったため、正式な“賞金シード”獲得はなりませんでしたが、少ない試合数で“シード相当”まで行ったわけですから、アマチュア優勝がフロックでないことを証明したと言えるでしょう。

今季は5戦して3試合でトップ10入りし、予選落ちはなし。最も下位に沈んだ大会でも、21位タイ。抜群の安定感を示しており、賞金ランキングは現時点で3位です。次戦は明日から開催される国内メジャー、日本ゴルフツアー選手権ですが、ここでプロ初優勝となっても不思議ではありません。

以下の記事では、中島選手と日本ゴルフツアー選手権について書かれています。ご一読ください。

【男子ゴルフ】中島啓太、ジュニア時代からの“縁の地”でプロ初優勝なるか 日本ゴルフツアー選手権(SPREAD)
目次
  • ミズノオープン2位で全英OPへの切符獲得
  • パーオン率は1位、課題はパット
  • ジュニア時代からの縁の地で初優勝なるか

ツアープレーヤーナンバー1を決める国内メジャー日本ゴルフツアー選手権が6月1日から宍戸ヒルズカントリークラブ・西コースで開催される。国内メジャーの優勝者には、栄誉だけなく5年シードが与えられる。海外志向が強い選手にとっては、米ツアーや欧ツアーに挑戦しやすくなるという点で、他の大会以上に優勝のメリットが大きい。