昨季11月の日本開催の米ツアーTOTOジャパンクラシックで優勝した稲見萌寧選手。その優勝で得た、米ツアー出場権を行使し、今季から米ツアーを主戦場にしています。
米ツアーはすでに開幕しており、稲見選手はすでに2戦を戦い終えました。開幕戦が19位タイ、2戦目が8位と上々の滑り出しを切りました。
2021年は圧倒的に強かったですが、2022年は2勝をあげたものの、本来の強さやショットのキレは影をひそめていました。2023年は、中盤までは、ケガの対処とスイング改造の両立がうまく行かずに2022年よりも成績は下降線をたどりました。
しかし、中盤から復調。予選落ちが減り、トップ10が増え、好気配を漂わせていました。そしてTOTOジャパンクラシックでの優勝。特別この大会に照準を合わせていたわけではない中で、復活優勝が米ツアー出場資格に直結するこの大会となったあたり、‟もっているモネ”を感じます。
稲見選手が米ツアールーキーイヤーで上々の滑り出しとなったのは、ショット精度の向上よりも、パットの安定感が要因として大きいです。SG:パッティングは現時点で9位。
2戦目のLPGAドライブオン選手権では、エイムポイントエクスプレスでのライン読みと、ボールに書かれたラインを狙う方向に合わせて置くルーティーンをやめたことが良い方に作用したようです。
以下の記事では、米ツアーでルーキーイヤーを戦っている稲見選手の現状についてまとめられています。ご一読ください。
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昨季中盤からアイアンの精度復活の兆し
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SG:パッティング9位
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ルーキーオブザイヤー現時点1位
稲見萌寧は昨季11月に日本で開催された米女子ツアーTOTOジャパンクラックで優勝した。それにより獲得した米女子ツアー出場権を行使し、今季から米女子ツアーを主戦場にしている。
LPGAドライブオン選手権ではエイムポイントを封印⛳
もしかしたらこのアバウトさが、稲見のゴルフに最も必要なことかも……#女子ゴルフ #LPGA稲見萌寧、“アバウト”なパッティングをものにして狙うはルーキーオブザイヤー獲得か https://t.co/1kOVXiLPKJ
— 「スポーツの未来を読みとく」メディアSPREAD (@spreadsports_jp) February 7, 2024