ドローボールもしくはフェードボール。持ち球があると、コースマネージメントしやすいです。一般のゴルファーは、ストレートボールを目指して、結果、左右どちらにも曲がることが多いですが「絶対こっちには曲がらない」という、部分があると有利です。
昔は、ドローボールの優位性がさけばれていました。飛距離が出やすいからです。しかし、最近はギアや弾道測定器の進化もあり、以前よりも飛距離のロスを抑えやすいことから、フェードボールの優位性にも焦点があたるようになってきました。
フェードボールの優位性
フェードボールは飛距離をロスしやすい分、ドローボールに比べて曲がり幅をコントロールしやすいです。ドローボールは、曲がりすぎる、といったリスクが大きくなります。また、スピン量を増やしやすいのでグリーン上で止まるボールを打ちやすいです。
稲見萌寧選手の持ち球はフェードボール
今年8戦4勝(4月25日時点)と絶好調の稲見萌寧選手はフェードボールが持ち球です。師事している奥嶋誠昭(オクシマトモアキ)コーチのYouTubeチャンネルに登場した際には「ドローボールを持ち球にしようとした時期もあったけど、曲がり幅が大きくなり過ぎると感じたので、結局フェードボールにした」と話していました。
下記動画の14:00前後ぐらいにドローとフェードの選択について話しています。
ドローを打てる上でのフェードを目指す
フェードボールを目指すにしても「つかまったフェードボール」を打てる必要があります。「ドローも打てるけど軸はフェード」ということです。そうでないと、フェードボールの優位性を生かせず「飛距離が出ないこすり球」を多発させることが増えやすくなります。
フェードボールを持ち球にする場合でも、ドローボールをそれなりに打てるようにしておきましょう。フェードボールの優位性と、習得を目指すうえでの注意点について下記の記事でまとめられています。ご一読ください。
- 持ち球を持つことの意味
- 稲見萌寧の持ち球はフェード
- スピン量増と曲がり幅のコントロールがしやすいフェード
- ドローを打てる上でのフェードを目指す
持ち球を持つことの意味
ドローボールとフェードボール、ショットには大きく分けてこの2つの弾道がある。ストレートボールについては、どこまでをストレートと言うかが難しい。サイドスピン(もしくはスピン軸の傾き)が0のショットという意味では、”ほぼ無い”ショットと言える。
ゴルフのショットにはドローとフェード2つの弾道があり、どちらかを「持ち球」としておくと有利です。今回はフェードの優位性と習得の際の注意点を解説します
ショット方向の精度向上へ フェードボールの優位性と注意点【ゴルフハウツー】#ゴルフ #golf #ゴルフ上達 #SPAIAhttps://t.co/8WiWY5tXst
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