6月15日から18日に第123回全米オープンがカリフォルニア州のロサンゼルスカントリークラブで開催されます。出場する日本人選手は4名。米ツアーで活躍する松山英樹選手、日本での本大会出場権をかけた予選会を突破した石川遼選手と永野竜太郎選手、アメリカでの予選会を突破した桂川有人選手です。
その中で最も期待されるのは、やはり松山選手。昨年1月のソニーオープン以来優勝がなく、目立った活躍がありませんが、最近は好調です。全米オープン前、最後の試合となったメモリアルトーナメントでは、2日目終了時に首位と1打差につけて優勝争いを繰り広げ、上昇気配を感じさせました。
今季現時点(6月12日時点)での松山選手のデータを見ると、100ヤード以内のラフからのショットの精度が高いことがわかります。米ツアー2位です。
松山英樹 ラフからのショット スタッツ(6月12日時点) | ||
記録 | 順位 | |
100ヤード以内 | 14フィート6インチ | 2位 |
75~100ヤード | 14フィート7インチ | 4位 |
50~75ヤード | 14フィート3インチ | 10位 |
ラフからのスクランブル | 65.14% | 9位 |
※1フィート:30.48センチ 1インチ:2.54センチ スクランブル:パーオンしなかったホールでパーかバーディをとる確率
全米オープンの特徴といえば、やはり‟ラフ”。長くねばり気があり、入るとイメージ通りのショットを打つことがとてつもなく難しくなるラフが‟死闘”を演出しています。
そんなラフでの戦いに向けて、このデータは好材料でしょう。ラフに入れても耐え、「ラフに入れても対応できる」と思えれば、すべてのショットに余裕が生まれやすくなります。
以下の記事では全米オープンでの松山英樹選手について書かれています。ご一読ください。
- 100ヤード以内のラフからのショットは米ツアー2位
- 得意の全米オープンで‟世界のHIDEKI”が再上昇
第123回全米オープンは15日(日本時間16日)から4日間、カリフォルニア州のロサンゼルスカントリークラブで開催される。この今季3つ目の4大メジャーには4名の日本人選手が出場する。米ツアーで活躍を続ける松山英樹、日本での本大会出場権をかけた予選会を突破した石川遼と永野竜太郎、アメリカでの予選会を突破した桂川有人だ。
【#全米オープン】#松山英樹、100ヤード以内のラフからのショットは米ツアー2位 得意の“長いラフ”で再上昇か https://t.co/0nVc69lddV
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