あのEPIC(エピック)のユーティリティーの登場です。その名もEPIC SUPER HYBRID(エピックスーパーハイブリッド)。EPICドライバーのDNA、つまり、飛距離性能を謳ったユーティリティーです。
「飛ぶ」と話題になったのがEPICドライバーです。フラッシュフェースとジェイルブレイクテクノロジーは、EPICドライバーからのキャロウェイのウッド系クラブに搭載されている独自のテクノロジーです。
そのテクノロジーをハイブリッド(ユーティリティ)にも搭載。2打目も飛ばそう、と言わんばかりのユーティリティーです。
テクノロジー
チタンボディです。フラッシュフェースやJAIL BREAK テクノロジーなどと合わせて、飛距離を追求していることがうかがえます。ユーティリティーでは珍しい可変式で、弾道を調整することができます。
スペック
試打 測定
弾道測定器スカイトラックを使用して試打、測定をしました。使用球はタイトリストのProV1です。番手は3番でロフト角は18度のモデル。シャフトはDiamana for CallawayのSです。
キャロウェイ SUPER HYBRID(18度) 測定データ | |||||
H/S (m/s) |
打ち出し角 (°) |
スピン量 (rpm) |
左右ブレ (Y) |
飛距離 (Y) |
|
1 | 41.0 | 13.3 | 2365 | -0.2 | 202.8 |
2 | 40.6 | 14.2 | 2826 | -0.9 | 204.3 |
3 | 39.7 | 13.4 | 2562 | -11.8 | 207.2 |
4 | 39.5 | 12.7 | 3688 | -2.7 | 202.1 |
5 | 39.5 | 14.2 | 2256 | 0.7 | 207.4 |
平均 | 40.1 | 13.6 | 2739 | ー | 204.8 |
※左右ブレの平均は算出していません。5ヤード左(-5)と5ヤード右(+5)の平均がまっすぐ(0)となってしまうからです。
レビュー
データ的に飛距離よりも方向性の出しやすさが秀逸でした。APEX UWと比べても狙った方向に飛ばしやすかったです。つかまりが良い、と言った方がよいでしょうか。個人的には、構えた時のカオや打感はAPEX UWの方が好みですが、ロフト角は1度の高いだけであるにも関わらず、上がりやすさも含めた総合力では明らかにエピックスーパーハイブリッドの方が良いのです。
筆者ぐらいのヘッドスピードであれば、扱いやすいと感じるゴルファーは多いでしょう。弾道調整機能付きですしね。
キャロウェイ EPIC SUPER HYBRID
参考価格:39,600円(税込)