あと一歩のところで手が届かない賞金女王
申ジエ選手はあと一歩のところで賞金女王に手が届かなかった年がいくつもあります。2016年と2018年が賞金ランキング2位。そして記憶に新しい2019年シーズン。鈴木愛選手、渋野日向子選手と三つ巴の賞金女王王争いを繰り広げていましたが、結果は3位。鈴木選手が賞金女王となりました。
2020年こそは挑もうとしたものの、コロナに入国制限の影響で日本ツアー出場開始が遅れたこともあり、2020-2021シーズンは他の選手よりも出場試合数が大きく減りました。結果、賞金ランキングは6位。賞金女王争いに食い込むことなく終戦となりました。
日米韓 前人未到の3か国ツアー賞金女王へ
日本人選手含めて誰よりも賞金女王のタイトルが欲しいのが申ジエ選手でしょう。その理由の一つが「日米韓ツアーでの賞金女王」です。申選手は2006年から2008年まで3年連続で韓国ツアーで賞金女王のタイトルを獲得しました。
そして、韓国での実績を引っ提げて挑んだ2009年。米ツアーで3勝していきなり賞金女王になり、2010年は世界ランキング1位になりました。2008年と2012年にはメジャー大会である全英女子オープンで優勝しています。
申選手について以下の記事で書かれています。ご一読ください。
- 昨季も随所に存在感を発揮
- 1試合当たりの獲得賞金は5位
- ドライバーの精度は健在、飛距離回復がカギ
- 賞金女王を今季も狙う
2009年の米女子ツアー賞金女王で元世界ランキング1位の申ジエは、日本ツアーの賞金女王のタイトルが最も欲しい選手だろう。2014年から日本ツアーを主戦場にし、毎年のように賞金女王争いをしているものの、あと一歩のところで悲願達成は持ち越しとなってきた。
今年34歳となる #申ジエ。昨季の獲得賞金は賞金女王・稲見萌寧の約半分。ただ、1試合当たりに換算するとそこまで大きな差はありません。
悲願の賞金女王獲得のカギはどこにあるのでしょうか申ジエ、昨季1試合当たり獲得賞金5位と健在 今季悲願の賞金女王獲得なるか#SPAIAhttps://t.co/La2rygx6AE
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) February 5, 2022