林に入ったら 極力広いスペースを狙って脱出する

ゴルフ場 コースラウンド

「ティーショット曲げてボールが林の中に。。。」こういうことありますよね。こうなった時は、冷静になることが重要です。ティーショットのミスを取り返そうと、無謀な攻めをしないことが重要です。グリーン方向に少しでもスペースがあればそこを狙いたくなりますが、そのスペースは確実に抜ける広さがあるかを見極める必要があります。

スキル的にはショットを通すのが難しい広さしかない場合でも、過去に成功した無謀なトライが一度でもあると、その成功体験が忘れられず、次も、またその次も、トライをしたくなります。しかし、その気持ちは抑えて、広く安全確実に通せる空間を狙いましょう。

松山英樹でもリスクを背負う

4月のマスターズで松山英樹選手が、日本人男子初の海外メジャー制覇、アジア人初のマスターズを達成しました。随所に、スーパーショットを披露していましたが、大きな1打として、最終日1番ホールの第2打が挙げられるのではないでしょうか。

松山選手は、プレッシャーからか、ティーショットを右の林の中に打ち込みました。そこからのショットは、グリーン方向にスペースはあるものの、木と木の間がとても狭い状況。一方、グリーン左方向には広めのスペースがありました。

松山選手が選択したのはグリーン方向の狭いスペース。結果は、狙いよりも右に打ち出してしまったものの、右の木のさらに右を抜けてフェアウェイに脱出しました。つまり、松山選手は狙った方向には打ち出せずに、運よく木に当たらずに林の中から脱出できたということです。ここで仮にショットが木に当たっていたら、マスターズ優勝は無かったかもしれません。

トップ選手でも、狭いスペースを狙うということは大きなリスクを背負うことになるのです。

【ゴルフ】松山英樹1打差でマスターズ優勝 味方した運 1番ホールのセカンドショットは紙一重の差(Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム)

リスクとリターンを冷静に判断

基本的には、次のショットは少しでもグリーンの近くから打つ方が有利です。しかし、その有利になる度合いはあまり大きくないようです。米ツアー公式データに採用されている「SG(ストローク・ゲインド)指標」の生みの親のマーク・ブローディ氏の書籍「ゴルフデータ革命」によると、50ヤードグリーンの近くからショットしても、グリーンオンする確率は15%前後しか向上しません。「木にキンコンカン」となって大たたきするリスクを背負う割にはリターンが小さいことが分かります。

まとめ

多くのゴルファーは無謀なトライをしてしまいやすいようです。グリーン方向とは異なる方向に打つと、一打損した気分になるかもしれません。しかし、多くのケースでは次のショットで勝負する選択をした方が良いです。下記記事では、ゴルフデータ革命に記されているデータも交えながらまとめられていますのでご覧ください。

 

林の中からのショットは基本的に広いスペースを狙うべき理由【ゴルフハウツー】(SPAIA)