クラブの特性を念頭に置く 森守洋 著「ゴルフクラブ 最強の使い方」

森守洋著 ゴルフクラブ最強の使い方 ゴルフ本

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多くのツアー選手の指導実績がある森守洋コーチの書籍「~誰も教えてくれなかった~ゴルフクラブ 最強の使い方」の紹介です。「クラブが主、カラダは従」という考え方のもと、物理的に正しいゴルフクラブの使い方や、正しいゴルフクラブの使い方を覚えるための必要な考え方について説いています。多くの著書がある森コーチ最新の書籍です(2020年3月発売)。

著者 森守洋(もり・もりひろ) 略歴

1977年2月27日生まれ。静岡県出身。高校時代にゴルフを始める。95年に渡米し、サンディエゴにてミニツアーを転戦しながら腕を磨く。帰国後、陳清波に師事し、ダウンブロー打法を学ぶ。現在は、東京三鷹市で「東京ゴルフスタジオ」を主催し、原江里菜プロら複数のツアープロコーチを務め、多くのアマチュアの指導にもあたっている。

著書に『ゴルフ 誰もいわなかったプロのスイングになる極意』(河出書房新社)、『フェースターンで身につく 本当のダウンブロー-開いて閉じるだけ!』『写真でわかる 森守洋流 新しいゴルフの基本』(主婦の友社)、『ゴルフ「勘違い」に気付けば100を切れる!』『ゴルフ【苦手】を【得意】に変えるパッティング』『ゴルフ【苦手】を【得意】に変えるショートゲーム』(池田書店)、『9割のゴルファーが知らない 90台が出るスイング』(学研プラス)、『ゴルフ プロのダウンブロー最新理論』(青春出版社)など多数

ゴルフクラブ 最強の使い方

本の中の一部の内容について解説していきます。

ゴルフスイングには2つの振り子があります。ひとつはグリップを支点とした振り子です。そして、もうひとつは脊柱上部を支点とした振り子で、それぞれの振り子の運動を上手く連動させることで円軌道が安定するのです。

この本ではこの振り子について詳しく解説されています。初中級者はグリップを支点とした第一の振り子。中上級者には、脊柱上部を支点とした第二の振り子と、第一の振り子の連動の重要性を説いています。手首の固定や、過剰な腕とクラブの一体感を意識している多くのゴルファーに警笛をならす内容となっています。

スイング軌道の最下点でボールをとらえるのも間違いではありませんが、最下点の手前のマックススピードでインパクトを迎えるのは最もパワー効率がいいということです。

グリップ支点を目標側にずらした、ハンドファーストインパクトの重要性や、そうするためのイメージ作りについて説いています。重力など、クラブの構造的にハンドファーストインパクトはハンドレイトインパクトに比べてボールへより大きく力を伝えることができます。

フェースターンは自分でフェースを返す動きではなくて、クラブヘッドの重心が勝手にしてくれているのです。

多くのゴルファーは余計なことをしてフェースターンを妨げ、フェースの向きが開いたインパクトになっています。クラブヘッドが進みたい方向に進ませることができると自然にフェースはターンしてくれると述べています。

ただ、‘自然に’を待っていても、なかなかそうはならないのが現実です。よって、まずは意識的にフェースは返した方が良いゴルファーは多いでしょう。フェースの返しについては下記の記事を参考にしてみて下さい。

↓ インパクトスナップは森コーチが普段のレッスンで使っている練習器具です。

ゴルフインパクトスナップ

インパクト時の正しいフェースローテーションを体感できる練習器具『インパクトスナップ』

ゴルフ フェースターン、フェースローテーション

フェースローテーションを抑えていいのは正しいフェースターンをマスターしてから

フェースローテーション関連の記事はこちら

フェースターンについて次のようにも述べられています。

クラブヘッドは緩やかな円弧を描きますが、フェースターンしているように見えて、実はスイングの軌道に対してフェースがずっとスクエアに保たれています。

これが「長いインパクトゾーン」を形成するということです。

ところが自分でフェースをスクエアにしようとする人は、グリップを固めてフェースを「真っすぐ」に動かそうとします。

クラブヘッドを直線的に、かつ、スクエアなフェース向き、は多くのアマチュアゴルファーが持つべきでない、間違ったイメージです。そのようなゴルファーは、その軌道やフェースの向きを腕力で無理やり作り出そうと、グリップを強く握りすぎて、腕とクラブの連動が損なわれてしまっています。

本の中では正しい軌道やフェースの向きのイメージをイラスト付きで分かりやすく解説しています。

コッキングというのはクラブを振り上げながら両手首を折り曲げるように見えますが、テークバックの始動で「左手は下に、右手は上に」と作動させるのが正解です。

本の後半にはドリル集があります。その内の1つがここで紹介されている「右手フィンガースプリットハンドドリル」です。多くのゴルファーはクラブヘッドをヨイショと持ち上げるようにして、テークバックしていますが、正しくはグリップエンドを下げる、下向きの力を使ってクラブヘッドが上昇します。これがコッキングです。

本の中では森コーチがモデルとなって、このドリルを行っている写真が掲載されています。

ゴルフクラブ 最強の使い方 目次

  • 序章 スイングの形を覚えるよりも大事なことがある
  • 第1章 ゴルフスイングの「振り子」のメカニズム
  • 第2章 グリップ内の「圧力変化」を感じ取るのが大切
  • 第3章 グリップ支点をコースで応用するコツ
  • 第4章 グリップ支点の動きとボディモーションの連動をマスター
  • 第5章 クラブの正しい使い方を覚えるドリル集
森守洋 著「ゴルフクラブ 最強の使い方」
森守洋著「ゴルフクラブ最強の使い方」

参考価格:1,320円(税込)