ROBOT×LASERBEAM(ロボ・レーザービーム)第4巻「ロボ、プロデビュー」

ツアープロゴルファー その他

ROBOT×LASERBEAM第4巻の紹介です。まずはこれまでのストーリーを振り返ってみましょう。

融通がきかず無表情、クラスメイトからはロボと呼ばれる高校生・鳩原呂羽人。ゴルフの知識はないがレーザービームのようなまっすぐな球を打てるロボは、友人のトモヤからゴルフ部に誘われるが全く興味なし。そんなロボだが、超高校級ゴルファー・三浦鷹山と対戦したことでゴルフに目覚め、栄藍学院のゴルフ部に入部しレギュラーを目指すことに。まわりの空気が読めず部員から反感を買ってしまうロボだが、父から教えられたスイングの基本や学習能力の高さなど、非凡な才能が少しずつ認められていく。そんな時、全国優勝校の東北国際高校との練習試合が決定。高校最強の朱雀から指名されたロボは、朱雀と同じ組でチーム戦に参加することに。朱雀の攻撃的かつ圧倒的なプレーを見せつけられながらも、土壇場で決めたロボのノックダウンショットによって試合は栄藍が勝利する。この試合によってゴルフの楽しさに目覚めたロボはさらに上を目指す決意をするが……!?

ゴルフ ウェッジのバウンス

「ロブショット」ROBOT×LASERBEAM(ロボ・レーザービーム)第2巻

ゴルフ 体幹トレーニング プランク

「体幹トレーニング」ROBOT×LASERBEAM(ロボ・レーザービーム)第2巻

ゴルフボール

「片手打ち練習」「プレショットルーティーン」「バックスピン」ROBOT×LASERBEAM(ロボ・レーザービーム)第3巻

第4巻ではゴルフのスキルについてよりも、プロゴルフツアーの解説を主にしています。

三浦鷹山に刺激を受けるロボ

高校1年生で、アマチュアとしてプロの試合に出場した三浦鷹山は、そのプロの試合で優勝します。スター候補生だった鷹山は、スターへとなりました。

お父さんの試合観戦に来たゴルフに興味のない少年が、鷹山のプレーや姿に魅せられ、鷹山のファンになります。そして、ゴルフのマナーを知らない少年は、鷹山のスイング中「がんばれヨーザン」と声を発してしまいます。

そして、鷹山はインパクト直前でスイングを止めます。これ、超人的なことなんです。反射神経と体幹の強さが超人級でないとできません。さすがスター。

いつかのタイガーウッズもそうでした。ギャラリーが、声か、カメラのシャッター音を発してしまった時、インパクト直前で、スイングをやめたんです。

ゴルファンなら覚えている人は多いと思います。きっとROBOT&LASERBEAMの作者も執筆時、意識していたはずです。タイガーウッズのそのシーンを。

鷹山はマナー違反をしてしまった少年にこう言います。「応援してくれてありがとうな。おかげで気合い入ったよ。けど次から打つ時は心の中で応援してくれればいいから。それで十分伝わるからさ」

さすがスター(笑)

試合会場で鷹山のプレーを目の当たりにしたロボは刺激を受け、「僕もゴルフ好きだ。だからゴルフで1番になりたい」と言います。

ゴルフに対してクールだったロボからはじめて熱さを感じるセリフでした。

いきなり3年後…… ロボはプロに……

鷹山がプロの試合で優勝したと思ったら、いきなり3年後になり、ロボがプロゴルファーになってました。

展開早っ!

ツアーの予選会を勝ち抜いてツアープロになることができたようです。

ツアー出場をかけた過酷な戦い!ファイナルクオリファイングトーナメント

戦う相手鷹山が、アマチュアで優勝したことがきっかけでプロになったので、プロの舞台にシフトしていくことは分かりますが、早っ。

矢野東プロや高松志門プロを意識したキャラクター設定

ロボのプロデビュー戦で初日、2日目と同じ組でプレーした選手に矢田賢聖という選手がいます。これは、おそおらく作者が矢野東選手を意識しているのでしょう。イケメンであること、サンバイザーがPRGR、矢野と矢田で名前が似ている、ことが理由です。

他にも、ロボの父親の名前が鳩原志門というのですが、これは高松志門プロを意識していると思われます。

今回はゴルフに深く突っ込んだ内容は3巻までに比べるとありませんでした。物語重視で構成されていました。プロデビュー戦で優勝争いしている最中で4巻は終わります。

鷹山がいる世界へ近づく事ができるのか、プロゴルファーロボに要注目です!

ROBOT×LASERBEAM 第4巻
ROBOT×LASERBEAM(ロボ・レーザービーム)第4巻

参考価格:440円(税込)