「体幹トレーニング」ROBOT×LASERBEAM(ロボ・レーザービーム)第2巻

ゴルフ 体幹トレーニング プランク フィットネス

2017年10月4日に待望のROBOT&LASERBEAMの第2巻が発売されました。まずは第1話までの簡単なあらすじです。

※以下、巻頭記載の「STORY」

融通がきかず無表情、クラスメイトからはロボと呼ばれている高校生・鳩原呂羽人。友人のトモヤはことあるごとに、ロボをゴルフ部へ誘う。ある日新しいクラブを買ったトモヤは、ロボと共に練習場へ。そこで他校のゴルフ部に絡まれ、ロボは勝負をすることになったが、完成された精密なスイングで直線的な球を打つロボが圧倒した。再び練習場へ来た二人。今度は超高校級ゴルファー・三浦鷹山の勘違いからトモヤがコースで戦うことに。しかし鷹山が、求めていた打球を打つのは、ロボの方だった。真実がわかりロボが対戦することになったが、3ホールマッチの最初のホールで、ロボはいきなりイーグルをとる。勝負の結果はロボの一勝一引き分けで終わり、ロボの才能を認めた鷹山は、いつかリベンジマッチをと願う。納得いかない勝負の結果で鷹山と再戦したいロボは、ゴルフ部に入る決意をする。だがレギュラー狙いの一言が、栄藍レギュラー陣に波紋を……

ゴルフとランニング

ロボが栄藍学院ゴルフ部としてのメニューである、ランニングのトレーニングに精を出すシーンがあります。「入部してゴルフをやると決めた以上本気でやる。だから本気で走ってる」とロボは言っています。

ランニングは、ゴルフのどういったところに活きてくるのでしょうか。

まずはスイング中の下半身の安定です。クラブを速く振っても、スイングバランスを保つために不可欠なポイントです。そして、飛距離アップです。今、注目を集めている「床反力」は下半身の力がないとできないものです。

あの松山英樹選手は「ジュニア時代はとりあえず走っておけば良い」と語っています。「必要な箇所の筋力アップは、プロになってから取り組めば良い」と。松山選手はジュニア時代、ラン二ングを大切にしていたことがうかがえます。

ゴルフと体幹トレーニング

ロボが入部した栄藍学院では、ランニングだけでなく、体幹トレーニングもしています。体幹は大切です。このブログ内でも今までも「体幹主動」をしつこく言ってきていますが、これからも言い続けることでしょう。では、体幹とはどういったところで活躍する(させる)ものなのでしょうか。

「体幹を使う」というと、「出力」するイメージが強いと思いますがそれだけではありません。「出力」だけでなく、「動きを受け止める」ということも体幹の大切な役割です。そして、受け止めるために大切な事が「カウンター動作」です。すなわち、この「カウンター動作」を入れる為に体幹が重要、ということになります。

カウンター動作

運動方向とは逆方向になんらかの力を働かせることを「カウンター動作」と言います。

バックスイングでも使うべき動作ですが、それ以上にダウンスイングで使われるべき動作です。この動作を使うことで体の正面でインパクトしやすくなり、正しい前腕の回旋動作がしやすくなります。さらに、力を無駄なくボールに伝える事ができます。イメージ的には、持っている力以上の力をボールに伝える事ができます。

ダウンスイングでカウンター動作がない、つまり、体全体が足並みそろえて運動方向に動き続けると、上体が開きやすくなるので、基本的にはボールは力のないスライスボールになりやすくなります。

・体幹トレーニング例(プランク)※物語の中でもこれをしています

☟ゴルフスイングに近い形での体幹トレーニング

※カウンター動作について理解できてくるトレーニングなので取り入れてみて下さい。腕の動きをコントロールする為に、腕の動きとは逆方向に体幹の力を使う事を体感できます

ROBOT×LASERBEAM 第2巻
ROBOT×LASERBEAM第2巻 ロボ・レーザービーム第2巻

参考価格:440円(税込)