バックスイングでは(右打ちの場合)右にスウェーせずに、アドレスしたその場で体を回すことが求められます。バックスイングでスウェーを抑える場合、右膝の角度を保つように右脚をふんばることが選択肢と挙げられますが、このイメージは合う人と合わない人がいます。
松山英樹選手のスイングを見ると、バックスイングでは右膝の角度を保っています。アドレス時の角度よりも深くなっているぐらいです。
これは松山選手が、股間節の柔軟性が高く、内旋が得意であることによるもの。松山選手が内旋が得意であることは歩行を見ることでわかります。つま先が少し内向き(内また気味)に着地しているのです。
松山選手のような右膝の角度を保ったバックスイングを作る場合、股関節の内旋の可動域がポイントになるでしょう。まずは自身の可動域がどの程度なのかを把握する必要があります。
松山選手のスイングへ憧れるゴルファーは多いと思いますが、その憧れだけで、右膝の角度をキープしようとはしない方が良いでしょう。
以下の記事では、バックスイングでの右脚の使い方や、幼少期の取り組みをふまえて、松山選手のスイングについて書かれています。ご一読ください。
ジェネシス招待連覇を狙う‟完璧主義者”松山英樹のスイングに見られる脚の使い方(SPREAD)
目次
- 松山のバックスイングと歩行
- 幼少期の父の教え
- 完璧主義者
13日から開催されるジェネシス招待に松山英樹がディフェンディングチャンピオンとして出場する。会場は、ロサンゼルス山火事の影響で避難区域に指定されているリビエラCCから、トーリーパインズGCに変更。
ジェネシス招待連覇を狙う‟完璧主義者”松山英樹のスイングに見られる脚の使い方 https://t.co/Td4dPiHsoG
— 「スポーツの未来を読みとく」メディアSPREAD (@spreadsports_jp) February 11, 2025