9月8日に発売開始になるブリヂストン233HFアイアンを紹介します。今度のアイアンは中空。ブリヂストンの中ではやさしさ重視のモデルとなっています。
ヘッド長(#7)が83.2mmとラージサイズのヘッドで、フェースプログレッション値(#7)が2.25。例えば中上級者向けの221CBアイアンはヘッド長(#7)が76.3mmで、フェースプログレッション値(#7)が4.35、であることを踏まええてみても、233HFアイアンがやさしいモデルであると言えます。
とはいえ、そこはブリヂストン。ヘッド形状は、ボテッとした‟やさしさ100%”といった感じではなく、ブリヂストンらしいシャープさは有しています。
テクノロジー
デュアルコアインサート
打点に近い下部にはポリマーを充填しソフトな打感を追求しています。上部には比重1/3の発砲ポリマーを充填することで軽量化させています。
サスペンションコア+ハイスピードフェースデザイン
サスペンションコアとディンプルフェースの組み合わせで広反発化し、従来よりもディンプルの数を増やし、薄肉エリアを拡大しています。
ヴィジュアル
















スペック




※スペック表の数値は実測値と若干異なる場合があります。
※ゴルフクラブの重さ(総重量)は目安とお考え下さい。
*在庫がなくなり次第特注対応となります。
試打測定
弾道測定器SKYTRAKを使って、7番アイアンの試打測定をしました。使用したシャフトはN.S.PRO 850GH NEO(S)、ボールはタイトリストのProV1です。












ブリヂストン 233HFアイアン | |||||
H/S (m/s) |
打ち出し角 (°) |
バックスピン量 (rpm) |
左右ブレ (Y) |
飛距離 (Y) |
|
1 | 36.5 | 17.9 | 4762 | -8.1 | 157.7 |
2 | 36.8 | 18.4 | 4401 | -6.6 | 162.0 |
3 | 36.6 | 18.3 | 4497 | -5.7 | 159.7 |
4 | 36.9 | 18.9 | 4273 | -9.1 | 162.6 |
5 | 38.7 | 20.7 | 5103 | 4.9 | 154.1 |
平均 | 37.1 | 18.8 | 4607 | ー | 159.2 |
※左右ブレの平均は算出していません。例えば5ヤード右(+5)と5ヤード左(-5)の平均がまっすぐ(0)となってしまうので。
レビュー
飛距離は申し分ありません。球のつかまりは良かったです。ラージサイズのヘッドということもあり、スウィートスポットの広さを感じました。
打ち出し角の平均が18.8度。ロフト角(#7)が28度と立っているにも関わらず、ある程度球は上がりやすいです。ただ、スピン量が少ないです。平均が4607rpm。これでは、グリーン上でピタッと止まる球は打ちにくいでしょう。ただ、これが‟飛びやすさ”につながっている側面があるので、プラスにとらえてよいでしょう。
ブリヂストン 233HFアイアン




参考価格:105,600円(5本セット・税込)