5月4日から7日に、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部で、ワールドカップレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが開催されます。2019年大会は渋野日向子選手が優勝し、あの同年の海外メジャー、全英女子オープンの制覇につなげました。2020年大会は中止。2021年大会は西村優菜選手が優勝し、ミレニアム世代のエースへと駆け上がっていきました。そして、昨年は山下美夢有選手が優勝。最年少年間王者、最年少賞金女王など記録ずくめの1年のきっかけとなりました。
毎年、日本女子ツアーの次世代の若手選手が大きく飛躍するきっかけとなっている同大会ですが、今年は日本女子ツアーの前に実力者が立ちはだかります。韓国の女王、パク・ミンジ選手です。
パク・ミンジ選手は2021年度と2022年度の韓国女子ツアー賞金女王です。それも両方の年で6勝ずつ。圧倒的な強さで女王に君臨しています。
以前は、米ツアーを目指す選手が多かったですが、韓国女子ツアーが人気を集め、賞金が上がってきていることで、以前よりも国内ツアーで戦う選手が増えました。パク・ミンジ選手もそのうちの一人です。
パク・ミンジ選手を支えるのはショットの精度。多くの韓国人選手に見られるように、パク・ミンジ選手もダウンスイングで右足かかとの浮き上がりをおさえています。右足かかとの浮き上がりを抑えると、飛距離を犠牲にしやすくなりますが、インパクトの正確性やショットの方向を優先し、スイングを構築してきたことがうかがえます。
実力も実績的に見ても、米ツアーで十分に戦っていけるだろう、パク・ミンジ選手が日本にやってきます。パク・ミンジ選手にとっては慣れない日本のコースでの戦いですが、米ツアーへのスポット参戦を多くはないものの経験しています。その中でトップ10に入ったこともあります。きっと日本のコースにアジャストしてくるでしょう。
以下の記事は、ワールドカップレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで、日本人若手選手と相対するパク・ミンジ選手についてです。ご一読ください。
- 韓国ツアー2年連続賞金女王のパク・ミンジ
- 韓国人選手らしい右かかとの動き
- 1998年生まれの“黄金世代”
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが4日、茨城県茨城ゴルフ倶楽部・西コースで開幕する。過去3大会の優勝者は、2022年が山下美夢有、21年は西村優菜、19年は渋野日向子だ(20年は中止)。
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