コースラウンドでは、14本まで使ってプレーすることができます。ピンなどの狙う地点までの距離や、ライ、そのホールの状況などに応じて、クラブを選んでいきます。
ただ、ゴルフを始めたばかりのゴルフ初心者さんは、14本クラブを揃える必要はありません。最初はハーフセット(ドライバーからパターまでで7~9本ほどのセット)で十分です。
各種類のクラブで異なる特徴を把握して、セッティングを決めていきましょう。
クラブの特性、役割、特徴
ドライバー


- 最もヘッドが大きく、長くて軽い
- ロフト角が小さい
- 最も飛距離が出る
- ティーアップすることで高く打ち出すことができる
フェアウェイウッド


- ドライバーと同じ系統でヘッドが大きめ(奥行きがある)
- ドライバーの次に長くて軽い
- フェアウェイや浅いラフから使う際に、最も飛距離が出る
- ドライバーより飛ばない
ユーティリティー(ハイブリッド)


- アイアン形状とウッド形状の中間
- 長さも中間的
- フェアウェイウッドとアイアンの中間の距離で使用
- 同じロフト角のアイアンよりもボールが高く上がりやすい
アイアン


- ヘッドの厚さが薄い形状
- 番手ごとに、ロフト角と長さが異なる
- グリーンを狙う際に使用
- 番手を変えることで、飛距離を打ち分けられる
- ショートアイアンはロフト角が大きく、スピンもかかりボールを止めやすい
ウェッジ


- やや大きめのアイアン形状
- 形はやや丸い
- アイアンよりも長さが短い
- トラブルからの脱出の際や、近い距離からのアプローチショットに使用
- バンカーやラフなどから、脱出しやすい機能(バウンス)がついている
- ロフト角が大きくボールを止めやすい
パター


- 大きさも、形もいろいろ
- ロフト角が小さい
- グリーン上でボールを転がすために使用
- ボールを転がしやすい
参考:PGA基本ゴルフ教本
クラブを使う場所
各種類のクラブの特性などを把握したら、次はどのような場面や状況で使うのかについてです。ゴルフは、フェアウェイやラフ、バンカーなど、異なるライや状況からショットしながらプレーを進めていきます。よって、ショットごとに、どのクラブを使うことがベターかを、把握しておくと、慌てることなくプレーしやすくなります。
場所別の使うクラブについては、以下の記事をご一読ください。
本記事は「はじめてのゴルフマニュアル【コースデビュー編】」の「どんな場所で、どのクラブを使うの?」「道具の選び方【ゴルフクラブ】」のページの内容を掘り下げ、独自の内容を加えて解説しております。