最新ホワイトホット オデッセイ ホワイトホットOG パター 試打レビュー

ホワイトホットOG#5 クラブ

ホワイトホットの最新版が11月6日に発売されました。ゴルフ史に残る名器と言っても過言ではないであろうパター、ホワイトホットは誕生から20年が経ちました。そして、ホワイトホットインサートは今も尚、ツアー選手を含めて多くのゴルファーから支持されています。そして、今回紹介する最新のホワイトホットは「ホワイトホットOG」OGは「Old Gangster」の略で、「古き良きもの」という意味を持っているのだそうです。ソールには「20 YEARS PERFORMANCE」と書かれています。

ヘッド形状は20前の初代のものから少しずつ変わりながら、今に至りますが、美しくシャープなデザインは健在です。アジャスタブル・ソールウェイトを採用しており、ゴルファーのタイプや好みに合わせてカスタマイズすることができます。まさに、伝統と革新の融合ですね。ストロークラボシャフトのモデルも数量限定で発売されています。

STOROKE LAB シャフト

ツアープロもこぞって使用していることで話題の、カーボンとスチールの複合シャフト。重量は、オデッセイの通常のスチールシャフトより軽く、余剰重量をヘッドとグリップの手元側に配分することが可能となっています。これまでのカラーリングは黒でしたが今回は赤です。

ホワイトホットOGストロークラボシャフト

 

ホワイトホットOGパター

ロフト角が3.0度でライ角が70.0度です。また、フェースバランスフルシャフトオフセット。下記「初代との比較画像」を見ると分かるように、ヘッドサイズは初代に比べると明らかに大きくなっています。フェースの厚みも増しています。この20年、ドライバーやアイアンだけでなく、パターもヘッドの大型化が進んでいることをホワイトホット#5でも表しているようにも感じます。グリップはDFXグレーグリップです。

ホワイトホットOG#5のソール ホワイトホットOG#5のカオ ホワイトホットOG#5のグリップ

初代との比較画像

ホワイトホットOG#5と初代ホワイトホット#5の比較

↑※奥がOG

ホワイトホットOG#5と初代ホワイトホットの顔の比較

↑※左がOG

ホワイトホットOG#5と初代ホワイトホットのフェース厚の比較

↑※左がOG

ホワイトホットOG #5 パター 試打レビュー

20年前の初代と比べて、打感が一段と柔らかくなっています。色味などの見た目もマイルドになりました。パシッと打った感が欲しいゴルファーには不向きかもしれません。ヘッドのサイズが大きくなった分、スウィートスポットを外した時でもスムーズに転がるように感じます。

まとめ

「とりあえずこのパターを選んでいけば問題ない」と言える逸品です(筆者の初代ホワイトホット#5使用歴が長く、思い入れがあるのでそう思えてしまうのは言うまでもありませんが)。ホワイトホットOGでも5種類あるヘッド形状の中では#5に目が行ってしまいますね。フェースバランスで最もオーソドックスな形状と言えるのではないでしょうか。打感も変わらず良いです。タイガー・ウッズ選手もアジャスター機能付きのパター(スコッティキャメロン)を使い出したこともあり、この機能はこれからのスタンダードになるかもしれません。

ホワイトホットOG #5 パター
ホワイトホットOG#5

参考価格:23,100円(税込)