今回は2018年9月22日に発売開始した、SRIXONのZ585アイアンとZ785アイアンの比較をした結果をまとめました。「ハードヒッター向け」「上級者向け」の印象が強い、SRIXONシリーズですが、Z585はアベレージゴルファーも使いこなせる満足できるアイアンだと思います。
製品紹介
Z585
シャフトラインナップ
軽めのカーボンシャフトもラインナップに加わっています。アベレージゴルファーやヘッドスピードの遅いゴルファーもスリクソンのアイアンを使えるようになっています。
[1]Miyazaki Mahana カーボンシャフト
[2]Miyazaki for IRON カーボンシャフト
[3]N.S.PRO 950GH DST スチールシャフト
[4]N.S.PRO MODUS3 TOUR105 DST スチールシャフト
※出典:https://golf.dunlop.co.jp/
スペック
※出典:https://golf.dunlop.co.jp/
Z785
シャフトラインナップ
ハードヒッターやプロ、上級者に愛用者が多いシャフトがラインナップされています。老舗のダイナミックゴールドか!どんどん評価を高めているMODUS3か!
[1]ダイナミックゴールド DST シャフト
[2]ダイナミックゴールドシャフト
[3]N.S.PRO 950GH DST スチールシャフト
[4]N.S.PRO MODUS3 TOUR120スチールシャフト
※出典:https://golf.dunlop.co.jp/
スペック
弾道測定器を使って比較
弾道測定器SKYTRACKを使ってZ585アイアンとZ785アイアンを比較しました。番手は7番でシャフトは両方ともN.S.PRO950GH DST スチールシャフトです。使用したボールはproV1です。
飛距離性能
Z585の方が1度立っている分、芯を喰った時の飛距離はZ785より出ます。そして、芯を外した時は、1度立っている以上にZ585の方が飛距離が出ます。Z585の方が芯を外しても飛距離が落ちにくいです。
方向性
明らかにZ585の方がつかまります(ひっかけます)。これはフェースプログレッションの差でしょう。Z585が3.5mmで、Z785が3.8mmです。数値にするとたった0.3mmの差ですが、アドレスすると、顔のシャープさは共通しているのですが、フェースプログレッションは違いが分かるぐらいの差があります。
この0.3mmの差が影響してつかまり具合に差が出ています。「グースネックの方が球がつかまる」と言われているのも納得ですね。
その他
先にも述べたように、顔はどちらもスリクソンらしいすっきりしていてシャープです。Z585の方はシャフト次第でプロ、上級者でも使えるやさしめのアイアン。Z785の方は、最近のスタンダードプロ上級者モデル、といった感じです。
スピン性能は、Z785の方がある、といえるのかもしれませんが、Z585のつかまりをシャフトの選択やその他の調整で抑える事ができれば、必要なスピン量は得られそうです。
筆者がどちらか選ぶとすればZ785、でしょうか。
SRIXONアイアン Z585とZ785をショップで見る
Z585
参考価格:99,144円(6本セット・税込)
Z785
参考価格:99,144円(6本セット・税込)