アドレスで作られた前傾姿勢、前傾角度を保ってスイングすることで、正確なショットを打ちやすくなります。
しかし、多くのゴルファーにとって、アドレス時の前傾角度に沿って体を回転させることは難しいようです。特にインパクトで、前傾角度が崩れて起き上がってしまうゴルファーが多いです。
前傾キープしようとしても起き上がってしまう場合、どのようなことに目を向ければ良いのでしょうか。
鍵になるのがクラブの遠心力の扱い方。
クラブが動けば遠心力が発生します。体が、その遠心力とうまく拮抗する力を発生させられると、前傾姿勢に沿った体の回転をしやすくなります。対して、遠心力に体が持っていかれると前傾角度が崩れます。
ダウンスイングでは、前方(ボール方向)に大きな遠心力が働きますから、後方(アドレス時の背面方向)に体の力を働かせることで、前傾角度をキープしてスイングしやすくなります。
体をボールから遠ざけるようにしてボールと体の距離をとることで、前傾角度をキープしやすくなるのです。
以下の記事では、日本女子プロゴルフ協会の BEST PLAY OF 2024 に選ばれた、政田夢乃選手のスイングを絡めて、前傾角度キープについて解説されています。ご一読ください。
- JLPGA BEST PLAY OF 2024 政田夢乃のショット
- ボールと体の距離をとる
- 一定のプリショットルーティーン
アドレスで作った前傾角度を崩さずにスイングできると、安定したショットを打ちやすくなるが、多くのゴルファーはインパクトで起き上がってしまう。
前傾キープしようとしても思うようにいかない場合、どのようなことに目を向けると、イメージ通りに前傾角度をキープしてスイングできるのだろうか。
政田夢乃のBEST PLAY OF 2024に選ばれたショットに学ぶ“前傾角度キープ”に必要なことhttps://t.co/EnBZMqrrS6
— 野洲明 (@akira8su) January 21, 2025