クラブのライ角に合ったインパクトをすることで、ボールに力がフルに伝わりやすくなります。また、フェースの向きが安定しやすくなります。
ライ角に合ったインパクトをするためには、手元の浮きを最小限に抑える必要があります。手元が浮いたインパクトになると、クラブヘッドのトゥ側が下がった(トゥダウンの)インパクトとなり、スウィートスポットでとらえにくくなり、フェースの向きが不安定になります。
ライ角をアップライトに(ライ角を大きく)すれば、手元が浮いてもライ角に合ったインパクトにはなりますが、限度がありますし、それを良しとすると違った弊害が出てきます。
手元が浮かないインパクトを目指して、スイングを作っていきましょう。
基本的にはクラブが長くなるほど手元は浮きやすくなりますが、ドライバーショットのスイングで、手元の浮きの抑えが定着すると、飛距離と方向をより高いレベルで両立させやすくなります。
今季の日本女子ツアーで年間女王を確定させている飛ばし屋、竹田麗央選手のスイングを見ても、インパクト時、手元が浮いていません。
-
今季の竹田と20-21の稲見萌寧のスタッツ比較
- 竹田のスイング
- アプローチが向上
- 米ツアーのコース向きか
- 年間女王だけでなくドラコン女王も
今季の日本女子ゴルフの主役は、すでに年間女王を確定させている飛ばし屋の竹田麗央。
31試合に出場し、国内メジャー2勝を含む年間8勝。トップ10は22回。獲得賞金は2億5913万16円で、2020-21シーズンに稲見萌寧が樹立した最多獲得賞金の記録を塗り替えている。
獲得賞金“1試合平均800万円超え” 竹田麗央の快進撃を生んでいるインパクト時の手元の動きとは https://t.co/Sf8Cjlaa8q
— 「スポーツの未来を読みとく」メディアSPREAD (@spreadsports_jp) November 20, 2024