4月に発売された、PINGのANSER 2とANSER Dを紹介します。シャフトは、両方ともCOMPOSIT BLACK 233です。2とDでは、何が違うのでしょうか。形は似ていますが、サイズ感が少し違います。Dの方が大きいです。
違いはフェースバランスか、ノンフェースバランスか。一般的ワイドなヘッド形状のものはフェースバランスのものが多いです。フェースバランスとは、クラブの重心でバランスをとった時、フェースが真上を向く状態のことを言います。
2もDもノンフェースバランス。適度なフェースの開閉を入れながら、ストロークをするイメージを持つタイプのゴルファーに合っているといわれています。
フェースの溝は両方、AMP溝。AMP溝とは、アグレッシブ・ミーリング・パターンの略。PLD(パッティング・ラボ・デザイン)の開発から生まれた溝加工です。
ヴィジュアル
ANSER 2
ANSER D
試打レビュー
伝統的な「2」のヘッド形状も、「2」をワイドにした「D」も、すわりが良いです。打感に関しては打った時の‟重厚感”のようなものは、完全削り出しのPLDシリーズに比べると、やや劣ります。ですが、心地よい打感です。
大きめのヘッドはフェースバランスになっていることが多いですが、Dはノンフェースバランス。形状が異なるだけで、求められるストロークは同じです。「アンサータイプのヘッドが良い。だけどもう少し安心感が欲しい」という人は「D」を選択すると良いでしょう。
2024 PING ANSER 2
参考価格:26,400円(税込)
2024 PING ANSER D
参考価格:26,400円(税込)