ゴルフライフを左右する！？後悔しないゴルフスクールの選び方

ゴルフスクールに通っている人は、どのようにスクールを選定したのでしょうか。インターネット検索、そのスクールに通っている友人からの紹介、通りがかって存在を知った、などが多いと思います。

そして、多くの場合、自宅や職場から近い、などのアクセスの良さが条件になっているのではないでしょうか。今この記事を読んでいる人も、「地名（自宅地域）」＋「ゴルフスクール」で検索したことがある人は多いと思います。

ゴルフ上達を目指す上で、この‟地域しばりのスクール選び”は危うさがあります。その人にとって良くないスクールを選んでしまう確率が上がってしまうのです。

レッスン場所の対象地域は可能な限り広げましょう。レッスン時間を犠牲にしてアクセスに時間を使ってでも、レッスンを受けるべきスクールやレッスンプロがある（いる）かもしれません。

どのようにしてスクールを選べば良いのでしょうか。スクールやレッスンプロがどのようなレッスンをしているのか、できる限り調べることをおすすめします。

「上達」と「エンジョイ」

ゴルフ練習は、「上達する練習」と「楽しい練習」は違います。楽しくないと上達しない、という考え方がありますが、この場合、上達する練習の中に楽しさを見出す必要がある、となります。

では、上達する練習とはどのような練習か。これは様々な考え方がありますが、上達する練習の多くは地味な練習です。練習していて爽快感がある、派手な、練習した感がある練習というのは、上達する練習ではなく、楽しいだけの練習である場合があります。

ただ、楽しい練習がダメかといえばそうではありません。上達が犠牲になっても楽しい方を優先する、というのであれば、思いっきり球打ちを楽しみましょう。大切なのは、「上達」と「エンジョイ」を分けて考えることです。

ゴルフスクールを選ぶ際も、この観点がポイントになります。上達を目指す取り組みの提供が優位のスクールなのか、エンジョイの提供が優位のスクールなのか、を見極める必要があります。

グループレッスンとマンツーマンレッスン

グループレッスン

ゴルフレッスンは、グループレッスンとマンツーマンレッスンに分けられます。まず、グループレッスンについて解説します。

グループレッスンはレッスンプロ1名に対して、レッスン生が3～10名ほどになります。時間は1レッスン50～90分ほどになります。

レッスンプロが打席をまわりながらレッスンします。基本的には、スクール生それぞれの状況や要望に応じたレッスンをしていきます。定員が多いレッスンは「今日はこういう練習をしましょう」といった感じで、その時間枠に来ているスクール生全員で同じメニューをこなす場合もあります。

時間を人数で割った時間が、スクール生一人当たりに対するレッスン時間ですから、レッスンプロに直接指導を受けられる時間は、基本的には短いです。

ただ、その分、マンツーマンレッスンに比べてレッスン料金が低額です。

マンツーマンレッスン

マンツーマンレッスンはレッスンプロとレッスン生が1対1のレッスンです。時間は20分～60分ほど。レッスンプロから付きっきりでレッスンを受けられるため、疑問がわいた時にはすぐに質問ができます。グループレッスンのように、レッスンプロが他のレッスン生のレッスンをしている時に「どうすればいいのだろう…」と一人で悩む心配がいりません。

ただ、その分、グループレッスンに比べてレッスン料金が高額です。

アウトドアとインドア

ゴルフレッスンはアウトドアの練習場とインドアゴルフスタジオで受けることができます。それぞれに、メリットとデメリットがあります。

アウトドアのメリットは生きた球筋を見れること。インドアに比べて1球打つのに緊張感が高まるため、コースラウンドを意識した練習がしやすくなります。ただ、それは、デメリットにもなりえます。結果重視になりやすく、スイングを作りにくくなるリスクが、インドアに比べて大きくなります。

インドアのメリットはスイング作りに集中しやすくなること。球筋が画面に出る弾道測定器を搭載しているスタジオでも、球筋を意識しつつも、スイングのテーマを意識する、という取り組みがアウトドアに比べるとやりやすいです。デメリットとしては、コースでのショット（スイング）との感覚のギャップが大きくなることが挙げられます。実践的な練習が難しくなりやすいです。