世界トップ2は左手がウィークグリップ
グリップにはスクエア、ウィーク、ストンログの3種類があります。左手は、甲がななめ前方を向く形をスクエア、甲が目標を向く形をウィーク、甲がほぼ正面を向く形をストロングと言います。右手は、甲が飛球線後方を向く形をスクエア、甲がななめ前方を向く形をウィーク、甲がななめ下を向く形をストロングと言います。
スクエアが基準ではありますが、グリップは自由度が高い部分でもあります。そもそも、スクエアの概念自体、時代とともに変わるものなので曖昧な部分があったりします。
ツアー選手のグリップを見ても様々です。左右とも3種類、ということは3×3で9パターンの形が考えられますが、実際プロのグリップをチェックすると、9パターンの形を見ることができます。
世界トップ2は左手がウィークグリップ
現時点(3月7日時点)の世界ランキング1位はジョン・ラーム。2位はコリン・モリカワです。どちらもメジャー・チャンプですが、この2人には共通点があります。左手がウィークグリップなのです。
最近のクラブの特徴的にはストロンググリップがマッチしているという論調の意見が聞かれたりする中で、彼らはウィークグリップを採用しています。
「左に飛びにくい」「人によっては体と腕が同調しやすくなる」といった点が、採用している理由として挙げられますが、世界のトップ選手が採用しているからといって万人に合うとは限らないので、グリップの変更や調整には注意が必要です。以下の記事では、左手ウィークグリップについて書かれています。ご一読ください。
- 世界ランキング1位と2位のグリップ
- 左手ウィークグリップのメリット
- 左手ウィークグリップの注意点
- スタンダードグリップになる予感
世界ランキング1位と2位のグリップ
2021年全米オープン覇者で世界ランキング1位(3月7日時点)のジョン・ラームと、2020年全米プロ、2021年全英オープンの覇者で同2位のコリン・モリカワには共通点がある。それは、二人とも左手のグリップがウィークグリップということだ。
世界ランキング1位のジョン・ラームと、同2位のコリン・モリカワは、左手がウィークグリップという共通点があります。なぜウィークグリップを採用しているのでしょうか。
世界トップ2・ラームとモリカワが示す左手ウィークグリップの優位性【ゴルフハウツー】#ゴルフ #SPAIAhttps://t.co/8HvrccCN2y
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) March 13, 2022