「グリップ先生」を使って基準となるグリップを確認しよう

グリップ先生 グリップ

握るだけで基準となるスクエアグリップを確認することができる練習器具「グリップ先生」をご存知でしょうか。これは、クラブをグリップした時の指の形にかたどった棒で、握ると、全10本の指を基準となる場所へ導いてくれるものです。グリップはゴルファーそれぞれ個人差があるものですが、「基準」を知ることは大切です。

このグリップの「先生」の導きによって、どの指がどこにあることが基準か、など、グリップについて理解を深めて下さい。初心者だけでなく中上級者も把握しておくべきポイントがグリップ先生に詰まっています。

指の位置や向きなどを教えてくれる

結局のところ基準となるスクエアグリップってどういう形?

左手の親指の位置や、左右の手の合わさり方、それぞれの指の密着度などを教えてくれます。ゴルフの基準となるグリップは他のスポーツに比べて複雑なので、頭で色々把握しようとしてもなかなかうまくいきにくい、ということがあります。

その点、グリップ先生は自然と基準となるグリップへ導いてくれることから、グリップ先生を使ってグリップの反復練習を繰り返すことで、上から(自分の目で)見た時のグリップの形を覚えられたり、グリップした時の感覚を体にインプットしやすくなる、という特性があります。グリップ先生グリップ先生

フィンガーグリップとパームグリップ

グリップには大きく分けて「フィンガーグリップ」と「パームグリップ」があります。分かりやすく言うと、前者が「指で握るグリップ」で後者が「手の平で握るグリップ」です。

ただ、パームグリップの場合でも、手の平でグリップをわしづかむようにして良いわけではありません。指でグリップする要素は必要です。「グリップ先生」は正しい形だけでなく、指で握る感覚も体感することができます

間違ったグリップで練習すると、確かな上達は難しくなります。良いグリップで練習する為に、グリップの確認を日頃からやるようにしましょう。

グリップのモデルは故・杉原輝雄プロ

グリップ先生のグリップの形のモデルは2011年に74歳で亡くなった故・杉原輝雄プロだそうです。

杉原プロが活躍していた時はアイアンもドライバーもヘッドが小さかった時代。ヘッドが大きくなった今の時代の主流と比べると、ややウィークかな、というグリップが基準になっていました。グリップ先生もそれを感じさせる形状になっています。

しかし、このような微妙なポイントがあるものの、この「グリップ先生」は、普遍性のあるグリップとして基準に設けて良いグリップを教えてくれます。

グリップ先生
グリップ先生

参考価格:864円(税込)