今季36歳の上田桃子
2007年度賞金女王の上田桃子選手。この時の21歳156日での最年少記録は、いまだやぶられていません。上田選手は今季36歳になりますが、まだ第一線で活躍しています。その理由の一つとして挙げられるのが、衰えないドライバーの飛距離です。
そして、上田選手の持ち球といえばドローボール。飛距離と方向を両立させた、質の高いドローボールを武器に、若手台頭著しいツアーで戦っています。
特有の下半身のねばり
ドローボールの優位性は飛距離にあります。フェードボールに比べてアッパーブローで打つのでスピン量を減らしやすくなるためです。
ただ、フェースを返しながらインパクトをするので、タイミングが少しずれると返し過ぎて大きく左に曲がります。それを避けようとするとプッシュアウトが出たりします。
その難点を上田選手は下半身のねばりで解消しています。重心の浮き上がりを抑えて、インパクトゾーンを長くすることで、フェースの返しを抑えながら、ドローボールを打っているのです。フェアウッドでもターフがとれるほど、長いインパクトゾーンです。
下記の記事では上田桃子選手のこれまでの成績を振り返りながら、ドローボールについて書かれています。ご一読ください。
- 今季36歳になる上田桃子
- ドローボールでビッグドライブ
- 鍵はスタミナか
- 弟弟子から刺激
今季36歳になる上田桃子
2007年シーズンに5勝を挙げ、21歳156日で賞金女王になった上田桃子。この時の最年少記録はまだ破られていない。
2008年から2013年までは、米ツアーを主戦場にしながら日本ツアーにも参戦。この間、日本ツアーで4勝を挙げている。
2007年に21歳156日で賞金女王になった #上田桃子 。
今年36歳になる上田がトップレベルのパフォーマンスを発揮している理由はどこにあるのでしょうか。上田桃子の代名詞ドローボールは健在 国内メジャー初優勝に向けた課題とは#女子ゴルフ #golf #SPAIAhttps://t.co/OtYhH5v7mh
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