2025年のワールドシリーズでの山本由伸投手の活躍にくぎ付けになった人は多いのではないでしょうか。その山本選手に焦点をあてた書籍である、中島大輔著「山本由伸 常識を変える投球術」には、山本選手の進化に大きく寄与した柔道整復師・矢田修氏について書かれています。
矢田氏は主にプロ野球選手を指導しているようですが、掲げている理論や考案したBCエクササイズは、どのスポーツにも有効なもののようです。
「理想的な体の動かし方」は、何か型があるのではなく、人ぞれぞれに表れてくるものです。その理想を導き出す考え方について、この書籍の中で触れられています。
一部引用
正しく立てない者は、正しく歩くことはできない。正しく歩くことができない者は、正しく走ることはできない。正しく走ることができない者は、正しく投げることはできない。正しく立つには、正しい呼吸と集中が大切。
ボールを投げる際に行う体重移動の中では下半身から上半身、細かく言えば足の外旋筋やハムストリング、腹筋、胸郭、背筋、肩甲骨、腕など身体の各部位をうまく連動させて力を最大化ささえていくことが重要になる。こうした点をブリッジなどのエクササイズで高めていることこそ、プロ野球投手の平均身長より劣る山本が誰より勝てている理由の一つだろう。
目次
第一章 小粒な高校生が秘めた“唯一無二”の才能
- 逃がしてはならないピッチャー
- スカウトの眼力
- 5年で日本球界の頂点へ
- 剛腕ならではの代償
- プロ野球選手として必要な考え方
- 2年目の春季キャンプでの“事件”
- 独特なフォームは「アーム投げ」なのか
- 山本由伸をマネしてケガする野球少年
第二章 1年目オフのフルモデルチェンジ
- 人と人のつながり
- “芯”をつくるエクササイズ
- ウェイトトレーニングは必要か
- 運命の出会い
- 筒香嘉智という存在
- メジャー投手の「重いボール」
- 筒香から受けた影響
- 「すべて変わった」1年目のオフ
- とんでもない球と、悪い予感と
- やり投げトレーニングの成果
第三章 BCエクササイズでできた心身の「軸」
- スポーツに多い“落とし穴”
- BCエクササイズができるまで
- 治療と指導で一番大事なこと
- 同じ5キロでも、“力の質”が変わる
- すべては「正しく立つ」ことから始まる
- 「正しく立つ」とはどういうことか
- BCエクササイズの根幹を成す「5つのB」
- 自分の重心をコントロールする
- 自分のズレを確認する
- 力じゃない、力
- ブリッジの先にあるもの
- ウェイトより難しいエクササイズの成果
- “帰ってくる場所”
- 背中を押してくれた“予言”
第四章 「何か変」なピッチングフォーム
- 急成長した無名投手
- 宇宙の原理と引用論
- 山本が獲得した「暗黙知」
- ウェイトに取り組まない「根拠」
- 「一本の青竹」を強い力でしならせる
- 現代プロ野球の“成功例”
- やり投げトレーニングの真意
- 調整能力を養うハンマー投げ
- 遠投とピッチングの本質
- 要領の良さと、不安への弱さ
- あどけなさの正体
第五章 世界に類を見ないピッチャー
- 地球の裏側で見た「野球の原点」
- スポーツの本当の良さ
- 不安と野心
- 見据える「世界基準」
- “強い球”を投げられる理由
- 「常識外れ」の変化球
- 今、流行りのピッチャー
- 世界に目を向ける理由
中島大輔著「山本由伸 常識を変える投球術」


参考価格:858円(税込)
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