【ゴルフヘッド検査装置Spector】弾道調性機能を使った場合のスペックの変化を計測

新型Spector ゴルフライフ

各メーカーが開発しているドライバーに、弾道調整機能が搭載されていることは、あたり前の時代になってきました。弾道調整は‟カチャカチャ”と言われたりしています。

カチャカチャで何か一つの項目を調整すれば、他の何かも変わることは多くのゴルファーが知っていると思いますが、では何がどの程度変わるのか、について把握しているゴルファーは少ないのではないでしょうか。

ジャパンゴルフ2025ではセブンシックス株式会社のブースでレーザーによるゴルフクラブのヘッド検査装置が出展しており、検査結果の一例として、弾道調整によるヘッドの変化を公開していました。

測定したヘッドは、テーラーメイドのM4。表示ロフト10.5度に対してスタンダード時のリアルロフトは11.1度だったようです。そして、弾道調整機能を使ってロフト角を立てるとLowerにすると(ロフト角を立てると)8.7度に。Higherにすると(ロフト角を寝かせると)12.61度になったようです。

さらに、ここからがポイントなのですが、LowerにしてもHigherにしても、FP(フェースプログレッション)が変わったようです。スタンダード時に17.8mmだったFPが、Lowerにすると16.25mmになり、Higherにすると19.57mmになったとのこと。

これは一例で当然、他にも変わる項目がありますが、その何がどう変わったのかが簡単にわかる、というのが、紹介されていた検査装置です。

株式会社sevensix
株式会社sevensix