ドローボールとフェードボールの打ち分けは、インパクト時のヘッド軌道とフェースの向きの組み合わせによって行われます。
インサイドアウトのヘッド軌道と適度にフェースターンで、ドローボールになり、アウトサイドインのヘッド軌道と、ドローボールを打つ時よりも抑えられたフェースターンで、フェードボールになります。
こういったインパクトの違いは、フォロースルーからフィニッシュまでの流れにも表れます。
ドローボールのフォロースルーは、体に対して縦にシャフトが巻き付き、ヘッドが下を向くフィニッシュになりやすいです。
対して、フェードボールのフォロースルーは、シャフトが体に巻き付くようなフォロースルーにはならずに、ヘッドが横を向く(シャフトが横になる)フィニッシュになりやすいです。
以下の記事では、元々はドローボールヒッターでフェードボールを覚えた小祝さくら選手の、それぞれのボールを打つ時に表れるフォロースルーからフィニッシュまでの流れの違いについて解説されています。ご一読ください。
‟つかまえつつ逃がす” 小祝さくらの安定感を支える進化したスイングのポイントとは……(SPREAD)
目次
- オールラウンドプレーヤー小祝さくら
- ドローの要素とフェードの要素
- 今季日本ツアーでエース級の活躍に期待
毎年、シーズンを通して際立つ安定感を見せているのが小祝さくら。
小祝のプロテスト合格は2017年。ルーキーイヤーとなった18年、未勝利ながらメルセデスランキングで8位に入り、黄金世代の中で最上位となった。
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— 野洲明 (@akira8su) January 28, 2025