体幹と腕の連動に関わる肘幅
スイング中、体幹と腕を連動させる上で肘幅は重要なポイントです。肘幅は広がりすぎない方が良いです。しかし、多くのゴルファーは、バックスイングでは右肘が引け、インパクトからフォロースルーでは左肘が引けて、肘幅が広がりすぎてしまっています。
片方の肘が大きく引けるということは、手が体の正面から大きく外れるということで、安定してクラブを支えにくくなり、スイング軌道やフェースの向きが乱れやすくなります。
キャメロン・スミスの肘幅
7月14日から17日に開催された全英オープンでは、オーストラリア出身のキャメロン・スミスが優勝しました。スミスはメジャー初優勝です。
スミスの最終日バックナインのパットはすさまじいものがありましたが、ショットの安定感も光りました。スミスのスイングを見ると、アドレス時の肘幅がフィニッシュまで保たれています。それにより、アイアンの精度を高めることに成功しています。
スイング中の肘幅について以下の記事で書かれています。ご一読ください。
- 両ひじの幅が広くならないようにする
- 全英覇者キャメロン・スミス
- 両ひじの幅が広がりやすい一般ゴルファー
- 合う肘幅の見極め
両ひじの幅が広くならないようにする
正確なインパクトのために体幹と腕の連動は不可欠だ。体幹と腕をスムーズに連動させるためには、スイング中に両ひじの幅は広がらない方が良い。
右打ちの場合、バックスイングで右ひじを背中側に引きすぎたり、インパクトからフォロースルーで左ひじを背中側に引きすぎると、両ひじの幅が広くなり過ぎてしまう。
全英オープンで優勝したキャメロン・スミスはスイング中、両ひじの幅が変わりません。
アマチュアゴルファーにも参考になりそうです。正確なショットのポイントはひじ!? 全英覇者キャメロン・スミスのスイングに学ぶひじの使い方#ゴルフ #SPAIAhttps://t.co/Gbl2Rnyq4t
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) July 31, 2022