メジャー2勝目とツアー選手権9年連続出場
2021年シーズン、松山英樹選手はついに日本人男子初のメジャーを制覇しました。それもマスターズです。そして、もう一つ偉業を達成しました。年間を通じて活躍した選手だけが出場できるツアー選手権に8年連続出場したのです。これは歴代2位タイの記録。松山選手自身が「もっと評価されてもいいと思う」と漏らすほど、価値あるものなのです。
そして、米ツアーの2022年シーズンはすでに開幕しています。日本のゴルフファンが松山選手に活躍するのは、やはりメジャー2勝目。そのために松山選手が必要なことは何でしょうか。
先にある世界ランキング1位
松山選手は2022年2月に30歳になります。プロゴルファーとしてはこれからピークを迎えてくる年齢ですが、フィジカル的にこれまでのようにいかないことも多々あるようで、初の自叙伝「彼方への挑戦」の中で、「20代前半の頃のようにトレーニングでハードワークできないことがある」と述べています。
松山選手にとってのトレーニングは、飛距離アップなどのスイング強化のためでもありますが、それ以上に怪我をしないためのものでもあります。よって、トレーニングが不足してしまうと、怪我のリスクが大きくなってしまいます。また、その怪我のリスクを減らすためには、ショット練習を減らす必要が出てきかねません。
松山選手の強さは豊富な練習量が支えています。これから松山選手が活躍するためには、練習量を減らさずに怪我をしないか、は大きなポイントになるでしょう。
ほかに、ずっと言われていることですが、パットの向上もポイントになります。ショットの安定感は世界一と言っても過言ではないのですから、パット次第でメジャー2勝目を挙げる確率はぐっと上がります。さらには、世界ランキング1位だって狙えるでしょう(過去最高位は2位)
2022年シーズンで松山選手が活躍するために必要なことについて下記の記事でまとめられています。ご一読ください。
- 日本人選手初のメジャータイトルとツアー選手権8年連続出場
- 怪我のケア
- パットの開眼
日本人選手初のメジャータイトルとツアー選手権8年連続出場
今年4月のマスターズで、日本ゴルフ界待望の、日本人選手メジャー制覇を松山英樹が果たした。グリーンジャケットに袖を通す松山の姿が目に焼き付いているゴルフファンは少なくないだろう。松山が2021年シーズンに果たした偉業はマスターズ制覇だけではない。年間を通じて活躍した、上位30名だけが進出できるツアー選手権に8年連続で出場したのだ。