プロキャディー以外もツアー選手のバッグを担ぐ
選手のキャディーバッグを運び、コース攻略のサポートをするツアーキャディーは、プロキャディーでない場合もあります。普段、そのゴルフ場でキャディー業務をしているハウスキャディーや、選手のコーチの場合などがあります。
今月開催された全英女子オープンでは、渋野日向子選手のキャディーバッグを担いでいたのは自身のマネージャーでした。
東京オリンピックで活躍した選手のキャディーは妻や母親
埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催された、東京オリンピックゴルフ競技は家族がキャディーを務めた選手が活躍しました。
男子ゴルフでは、最終日に61を叩き出し銀メダルを獲得したスロバキア代表のローリー・サバティーニ選手や、7人でのプレーオフの末銅メダルを獲得した、台湾代表のC.T.パン選手は妻がキャディーとして帯同しました。
女子ゴルフでは、大会前の世界ランキングが200位のインド代表、アディティ・アショク選手が最終日最終組で優勝争いに加わり、4位に入りました。
オリンピックならではの雰囲気の中では、家族の精神面でのサポートが大きな力になったのかもしれません。ツアーキャディーの役割や種類にについて、下記記事でまとめられていますので、ご一読ください。
【ゴルフ】ツアーキャディーの種類と役割とは 東京五輪では家族キャディー帯同選手が活躍(SPAIA)
目次
- 選手はキャディーと二人一組
- プロキャディーとハウスキャディー
- 東京五輪では家族キャディー帯同の選手が活躍
- 精神面でもサポート
選手はキャディーと二人一組
トーナメントではツアー選手はキャディーとともにプレーする。キャディーバッグを運ぶことはもちろん、ターゲットまでの距離を算出したり、風やグリーンを読んだりするのがキャディーの主な役割だ。
ツアー選手のキャディーはプロキャディーだと思っている人も多いだろうが、実はそうでもない。試合会場となるゴルフ場で普段からキャディーをしているハウスキャディーや、選手のコーチがキャディーを務める場合もある。