ドローからフェード、フェードからドロー ツアー選手が持ち球を変更する理由とリスク

韓国の女子ゴルフツアー プロゴルフ

ツアー選手でも持ち球を変更します。ドローボールからフェードボール、フェードボールからドローボール。結果的に元の持ち球に戻すこともありますが、色々と考えた末に持ち球の変更に踏み切ることは多いです。

この、持ち球変更。言葉にするように簡単なものではありません。考えに考え、様々なリスクとリターンを天秤にかけて、変更の決断に至ります。持ち球を変更して成績が向上する選手、下降する選手、さらにはスランプに陥る選手、様々です。

ツアー選手というと、自由自在に球を打ち分けているイメージがあるかもしれませんが、多くの選手は基本的に、1つの球筋でコースをマネジメントしています(もちろん、木をよける時など、球を曲げないといけない場合などはそのシーンに応じた種類の弾道を打ちます)。「弾道をイメージしてスイングしたら、自然とその弾道になる」という宇宙人的な発言をする選手もいたりはしますが、多くの種類の球筋を打つことができるとしても、その種類が多いほど再現性に限界があるものなので、軸となる球筋を1つ決めている選手がほとんどです。

下記の記事では、ツアー選手が持ち球を変更する理由とリスクについて、まとめています。ご覧ください。

【ゴルフ】ツアー選手でも起きる持ち球を変更する理由とリスク(SPAIA)
目次
  • ドローボールもしくはフェードボール
  • 球筋によるメリットとデメリット
  • 持ち球変更のリスク① 感覚としては180度違うスイング
  • 持ち球変更のリスク② 戻したくても戻せない
  • フェードヒッター伊澤利光、フェードヒッター渡邉彩香、ドローヒッター宮里藍

ドローボールもしくはフェードボール
ツアー選手の多くは持ち球がある。正しい打ち方をすれば、目標よりもやや右に打ち出されて左にゆるやかに曲がるドローボール。目標よりもやや左に打ち出されて右にゆるやかに曲がるフェードボールのどちらかだ。