多くのゴルファーはオーバースイングです。オーバースイングには2種類あります。腕の運動が多すぎるオーバースイングと、体を回し過ぎるオーバーターンです。どちらも無理にヘッドスピードを上げようとすると起こりやすいです。飛距離を意識しすぎて、クラブヘッドの運動量や回転を大きくしてしまいやすいようです。
ジョン・ラームは超コンパクトトップ
6月に開催された全米オープンで初のメジャー制覇を達成して、世界ランキング2位(7月11日時点)のジョン・ラーム選手は「超」がつくほどのコンパクトトップです
多くのゴルファーは、ジョン・ラーム選手のトップオブスイングを参考にすると良いでしょう。
ジョン・ラーム選手のスイングがベストというわけではなく、「ジョン・ラーム選手のようなトップの位置をイメージしてスイングすると、結果的に元々イメージしている大きさのトップになる」ということです。
オーバースイングになっているゴルファーの多くは、オーバースイングにしようとしてしているわけではありません。想定外に大きくなってしまっているのです。ということは、元々イメージしている大きさのトップにするためには、かなり小さめにして、結果的にちょうどよくなる、といえます。
コンパクトトップの注意点
ただ、単に腕やクラブの位置を今までよりも浅くしても、コンパクトトップのメリットは活かしにくいです。体をボールに向けたまま、腕や手首だけでクラブをヒョイと持ち上げて、コンパクトな感じを創り出しても、力の出方やスイングの再現性といった部分で、ロスが生じます。
体を回転させた上でコンパクトになるように、取り組んでいきましょう。コンパクトトップについて下記の記事でまとめられていますのでご覧ください。
- 多くのゴルファーはオーバースイング
-
自身初のメジャー制覇 スペイン人初の全米オープン制覇となったジョン・ラームのスイング
-
コンパクトトップの飛距離
- コンパクトトップの注意点
多くのゴルファーはオーバースイング
人によって体の可動域が違うため定義づけるのは難しいのだが、バックスイング時にオーバースイング(クラブを大きく振り上げ過ぎる)するゴルファーは多い。
オーバースイングには、体の運動量に対して腕の運動量が多過ぎる(肘と手首の曲げ過ぎも含む)「オーバースイング」と、体を回し過ぎる「オーバーターン」がある。いずれも無理にヘッドスピードを上げると起こりやすい。飛距離を意識するあまり、ついついクラブヘッドの運動量や体の回転量を大きくしてしまうのだ。
バックスイング時にオーバースイングになっているアマチュアゴルファーは少なくありません。
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) July 12, 2021
インパクトを安定させるにはコンパクトトップが理想です。
コンパクトトップのメリットと注意点 全米覇者ジョン・ラームのスイングに学ぶ【ゴルフハウツー】#ゴルフ #SPAIAhttps://t.co/XpQSLKxKgO